明後日もその次もカレー








10月25日


告白


えー。最初に断っておきますが、今回の日記は笑えません。更にやたらと長いです。こういう話をアップしてしまうのは止めようかとさんざん悩んだのですが、僕の日記によって、今後同じような悲劇が起こってしまう事が未然に防げるかもしれないと思いアップすることにしました。





さて、話は3日ほど前にさかのぼります。



日記にも書きましたけど、その頃は僕は風邪を煩っていました。あ、その際に掲示板やメールで心配して下さった方は本当にありがとうございました。


珍しく会社まで休んでしまって、家で療養していたんです。薬を飲んだり、おでこに濡れタオルを置いたりしたのですが、今一つ熱が下がらなくて困っていました。さすがに2日も会社を休めません。意地でも熱を下げる必要があったんです。




そんな時に、ネギをお尻に入れて眠ると熱が下がるって聞いた事ないですか?



えー。今までも何度かやったことがありまして。最初の頃は恐くて辛くてしょうがなかったんですけど、01/8/23の日記にも書いた通り、ローションを使う事によって、かなり楽にお尻にネギを入れる事を覚えたんです。


あ、ちなみに勘違いされている方がいるようなので改めて言っておきますが、ネギをお尻に入れると言っても根っこをそのままブスリと刺すわけじゃないですよ?外側の部分を切り取って、一番内側の芯、そうですね直径6〜7ミリくらいの部分を使うんです。



さて、そんなわけで今回もネギを用意しました。時間は夜の0時。夕食を食べて、市販の風邪薬をちょっと多めに飲みました。包丁を用意してネギを削り出します。で、この時に、「寝てる間にネギが抜けてしまうのならまだしも、寝返りなんてした拍子に体内に入り込んでしまったらどうしよう」という不安が頭をよぎります。なので、差し込む部分は細くして、根元の部分は太く残しておくという形を作っておくわけです。






ローションも用意して、準備は万端です。布団に寝転がり、パンツを下ろしました。ネギの先端にたっぷりとローションの粘液を垂らして。もぞもぞ。う。




ま、まあ最初はちょっと抵抗がありますが、そこはローションのおかげですぐにヌルヌルと入って行きます。ふううううう。ふううううう。さ、さあ、後は朝まで眠るだけです。朝になれば熱も下がってスッキリと



























寝つけません。





うーむむむ。やはりお尻に何か入っているという不安感が眠りを妨げるのでしょうか。うう。暑い。布団も多めにかけてあるし薬の効果もあるだろうしやはりネギの効果もあるんだろうか。暑い。あーつーいー。汗もかいてきたしこれは熱がさがりそうだしめしめ。ふうううう。あついいいい。























寝つけないようっ!え、ええっ?もう4時?うわーやばいよこれ。熱が下がるといっても一睡もできていない状況ではどう考えても体に悪そうです。少しでも寝ておかないと。しかし寝つけない。うむむむむ。


しょうがない!この際ネギを抜こう!なんだかんだで4時間は体内に入れておいたわけだしもう十分だろ。とっとと抜いて楽な気分で一眠りしようっと。








で、ここで問題が発生するんですよ。というのは、ローションのおかげで入れるのは楽になったんですけど、抜く時はそうでもないんですよ。実際の所、想像以上に抜くのが困難でして。


ぐっ…、こ、これは…。抜けないなあ…、ぐっ、ぐぐっ…、h。こ、これは辛いっ…。あ、そういえば昔読んだ同人誌で、女の子がお尻にバイブを入れられた挙げ句に「手を使わずに出してみろ」と命令されて、泣きながら頑張るってのがあったな。いや、これは本当に泣くぞ。ううううう。く、くそ、こうなったら思いきって一気に引き抜いてしまった方がいいのかも。こ、こう、根元をつまんで、こう











ポキッ










サーッ(血の気が引く音)






ほら、良く言うじゃないですか。人が交通事故にあったり、本当に危ない状況になると脳内でアドレナリンだかドーパミンだかが大量に分泌されて、一瞬を思いっきり長く感じるって。

僕も昔、友達と遊んでいた時に、高い所(せいぜい1メートルくらいでしたけど)の所から後ろ向きに落ちそうになった時に体験したんですけど、今回も分泌されましたよ。大量に。



あっ!あっ!ああっ!お、折れたっ!そ、そんなっ!ネギが!ホーリーランスが!いっ!いかん!何とかしないと!そうだ!こう、指にローションをつけて!こうブスッと!と!と…ってうわダメだよ!押し込むばっかりで出てきたりしないよ!あああどうしようどうしよう!うわ少しずつ体内に入り込んで来てるよ!感じるよ!ちょ、ちょっと待って!お願い!ネギさん待って!待って!待てって言ってんだろ!ちょっと本当にそれ以上はマズいって!だってほら、ネギが腸の中でひっかかったりしたらヤバいし!恐いし!どうすんの?病院?病院?そんな医者に説明するの辛いし!SMプレイで病院送りとかならまだしも、大真面目な顔で「風邪の治療だ」なんて言ったら「そんなの効果ないですよ。はぁ…(ため息)」とか言われそうだし!そっちの方が恥ずかしいじゃん!だから!頼むっ!頼むからそれ以上は!あっ!ああっ!というか下半身丸出しで四つん這いで嫌な汗をかいてたら体に悪いのでは…ってもう風邪どころじゃねえよ!神様!お願いです!ネギをお尻から出してくれるなら何でもしますっ!神様あっ!(スクルド希望)



















えーとね。





ネギさんがね。





完全に僕の体内に入り込んじゃいました。





もう僕には手の届かない所に行ってしまいました。いや、ネギと僕との距離はむしろ究極に近付いているんですけど近すぎて手が届かないという変わった状況。嗚呼。


もうこうなったらしょうがないですよ。すんげえ暗い気分になりつつ泣きながら寝るしかありません。泣き寝入りとはこのことです。一応下剤代わりにヨーグルトを食べて布団に潜り込みました。ウトウトしたあたりで朝になりまして。もう僕の体なんてどうでもいいです。会社に出かけて仕事しました。






どうですか。笑えないでしょう。ちょっと。まさか笑ったりしてないでしょうね。冗談じゃない!不謹慎ですよ!もんのすごい悲劇ですよ!全く笑えませんよ!(僕は)





あ、結局のところネギは出てきました。その日のお昼くらいに。まあ冷静になれば当然なんですけどね。しかしやはりお尻はヒリヒリと痛くてまいりました。というかほんの僅かですが血が出ました。






みなさん。ネギには要注意です。まあ百歩譲ってネギは許すとしてもネギ+ローションというのは本当に恐いです。熱が出た時は薬を飲んで寝るのが一番。ネギなんて必要ありません。例え一時的な効果があったとしても危険です。身体(肛門)をボロボロにしてしまいます。ある意味ドラッグみたいなもんです。人間やめますか?それともネギやめますか?








こんな悲劇が、もう2度と繰り返されませんように。





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