明後日もその次もカレー(辛さは控えめで)







11月12日

ごぶさたー!45歳になったけど、まだまだいくよー!

さてそんな空元気は置いておいて。先日スキューバダイビングに挑戦した顛末を「オモトピア」の記事に書かせてもらいましたので、お暇な方はぜひ。

アニメオタクだけど海底人と恋愛に備えてスキューバダイビングしてきた


あと他にも、「女性の姿が変わっても、どこまで愛せるか」という記事に出演させてもらいましたので、こちらも合わせて。

愛するほど感染する。最凶カノジョ図鑑。



さてそれはそれとして。今回は以前書いていた「沖永良部島旅行記」の続きです。途中で記事の告知を挟んだりでよく分からなくなっちゃってますし、そもそも3ヵ月も前の話なんで誰も覚えていないでしょうけど、備忘録ってことで駆け足でまとめさせていただきます。



【沖永良部旅行記:最終回】


沖永良部島の洞窟探索ツアーも終わって最終日。この日は「釣り体験」をすることになっていました。

ちなみに僕もサカイさんも、特に釣りが趣味とかいうわけでもありません。そもそもはサカイさんの「いざとなった時に、自給自足で食べていけるように」というよく分からない提案がきっかけでして。まーしかし南国でのんびり釣りってのもオツそうだとちょっと楽しみなワタクシ。

で、こちらも体験ツアーを申し込んでありまして。ショップに行くと、真っ黒に日焼けした、いかにも「沖縄大好き」的なチャラめのおじさんが迎えてくれます。釣竿などの手配もしてくれていて、ポイントまでも連れて行ってくれるというもの。こりゃー楽だわい。


というわけで、車に乗せられて釣り場に向かいます。んでもってこちらのマスター、そもそもは石垣島でお兄さんとウニがメインの魚屋さんをやっていたそうで。

それがなんで沖永良部で釣りを?と聞いたら、「ウニ食べるのに飽きちゃって。こっちでイカを釣ってるんだ」とのこと。贅沢な悩みだとも思うけど、確かにウニばっかりってのもキツいのかな。


「ただね、俺が釣ったイカにウニを絡めて食べると、これが美味くて!いくらでも食べられるんだ」


それほどキツくもなさそうだ。


「で、イカをまぶしたウニばっかり食べてたら、兄弟揃って通風になっちゃって。痛いこと痛いこと」


食べすぎ!大丈夫かこの人!てかこの兄弟!



そんな話をしつつ釣り場に到着すると、そこは見渡す限りの石灰岩。つまりゴツゴツした岩ばっかり。それらが不定期に並んでおり、穴だらけ。ちょ、ちょっと!こんなとこに釣り糸を垂らしたら、速攻で針が岩に引っかかるがな!




と思ったら、この「穴だらけ」というのがポイントらしくて。つまり、穴の中にそっと糸を垂らし、岩の陰に隠れている魚を釣り上げるのだとか。ほへえー。


「こんな風です」と、チャラいおじさんが例を見せてくれると…あっという間に竿に反応が!おー吊れた吊れた!すっげー!こんなところに魚がいるんだ!よっしゃー俺もやるー!






と張り切って穴に糸を垂らしまくったんですけど。これが「最初のは仕込みだったの?」と疑うくらい吊れない。ちなみにゴツゴツした岩場なので座ることもできず、とてもじゃないですが「のんびり」なんて雰囲気じゃありません。



しかもこの地点で、体じゅう、特に左腕に強烈な痛みが襲ってきました。



というのは、ほら、なにぶん沖縄などのリゾート地に慣れていないもんで。日焼け対策を全くしていなかったんです。オイルなども全く塗らず。んで当然のように真っ赤に日焼けしまして。でもってその日焼けが、痛みを伴ってきまして。


特に今回の旅行は、自動車での移動がメインでした。助手席に乗っていた僕は、左腕が半端ない焼けっぷりになりまして。既に日焼けではなく火傷の状態。痛くて痛くてしょうがない。ヒリヒリというよりは、熱まで持っているようなカッカとした感覚。痛い痛い痛い。


せめて冷そうと、タオルを水で濡らして腕に巻いていたら、「なんだ?中二病気取りか?」とサカイさんがキレてくる。ちげーよ!痛いんだよ!腕に封印した「ヤツ」を解き放つぞ!





そんな罵詈雑言に耐え、暑さに耐え、不安定な岩場に耐え、石に針を引っ掛けまくったあげく、波で濡れまくって。

んで2時間ほど頑張って、釣果は小魚が一匹だけ。うん、自給自足は厳しそうかな。



でー気がついたらけっこうな時間。そのまま釣りのマスターに空港まで送ってもらいまして。飛行機に乗り、無事に本州まで到着。さていよいよ東京に戻るでー!と言いたいところですが。

実はこの後の飛行機のチケットが取れなくて。鹿児島で一泊して、早朝の飛行機で戻ることになりました。



でーこの鹿児島で泊まった宿が、妙に豪華!雰囲気のある巨大露天風呂があるうえに、部屋も離れのような個室になっている!スケジュールを立ててくれたサカイさん曰く「最後の夜くらいは、温泉につかって疲れを取ろう」とのこと。気がきいてる!





…と思いきや。ほら、先ほど申し上げたとおり、こちとら猛烈な日焼けで、肌がめっちゃ敏感になっているんですよ。とてもじゃないけど温泉なんか入れないっつーの!


それでもせっかくの露天風呂だし、もったいないから…と一度は挑戦したんですけど。浴槽に浸かるやいなや「おおうっ!おうっ!おうっ!」って3箇所くらいモリに刺されたトドみたいな声を出して逃げ出しましたからね。全身が痛い。

普通、温泉に浸かったら「はふー天国天国」とか言うじゃないですか。それが断末魔のトドのいななき。完璧に地獄ですよ。

しょうがないんで部屋風呂にぬるーいお湯を張って汗を流して終了。温泉が完全な無駄!それでもフカフカのベッドで爆睡して、疲れは多少取れました。翌朝の飛行機に乗って、無事に東京に到着。変わった体験もできたし楽しかった!お疲れしたー!



…んでもって、この日から出社になっていた僕は、空港からそのままの足で会社に向かったのでした。鹿児島から直行出勤!できるビジネスマンか!


まー実際には出社時間に間に合わず、思いっきり遅刻したんですけど。なんつーかみんなの態度?空気?が、とにかくめっちゃ冷たくてびっくりしました。こちとら全身痛むくらい日焼けしてるのにこの寒さ、何なの?


すぐに沖永良部島にUターンしたくなりました









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