明後日もその次もカレー(辛さは控えめで)







12月27日

今回のコミケはブース落選したので本は作ってないんですけど、友人の本のお手伝いをしたので告知を。



■東方哀歌集
毎度おなじみBlackAshさんの東方本。今回は「哀歌集」と銘打って、別れや死をテーマにしてます。2日目参加の方はよろしければ。ブース番号や価格などの詳細は、BlackAshをご参照ください。






それはそうと、今年ももう残すところ一週間かー。

相変わらずサエない一年だった…と思っていたんですけど、冷静に考えたら今年はマンガの単行本も出してもらえたし、16年ぶりに引越しはしたしで、実は色々あった年だったんだな。


逆に言えば、色々あったのにサエなかったということか。どうすりゃいいんだ。


まーせっかくの年の瀬に、今後の人生の指針に迷ってる場合じゃないですね。まだまだ来年以降も、手探りしつつサイト更新は続けていきますんで、お暇な時にでも覗いて頂ければ。





それではまた来年





12月17日

12月20日に週刊アスキー増刊として発売される「週刊アスキー増刊 冬のまんが祭り」に、「おたくら」が載っています。単行本未収録話が中心なので、よろしければぜひご覧ください。



さてそれはそれとして、なんか芸能人がオークションで落札したのしてないのでちょっと話題になっているようですが。僕もオークションに関してのお話。

実はちょっと前から、欲しいなーと目をつけているアニメグッズがありまして。もちろん普通に売っているものならばアニメイトなりアマゾンなりで購入すればいい話なんですけど、お恥ずかしい話、そのグッズの存在に気がついた時には既に生産中止になっていまして。どこも売り切れ状態。

でーしょうがないので、某オークションで探してみたんです。そしたら1つだけ出品されていました。やったー!

ただしプレミアが付いている。定価10000円のグッズが、18000円で出品されていました。ちなみにこの地点で入札数は0。


ううむ。8000円のプレミアかー。


正直ちょっと高い。まーそもそもの値段がそれなりに高いグッズなので、1.8倍程度といえばそうなんだけど。しかしなー。定価18000円ならば、まーしょうがないってことで頑張って買っちゃったかもだけど、いわゆる転売屋に払うって考えるとなー。これで買っちゃったら、以降このグッズは18000円流通になっちゃうってことでもある。入札0てことは、いまのところこの値段では流通してないってことで、僕がそれを上げちゃうのもなー。


そんな感じでどうしよっかーどうしよっかーとウジウジしている間に、出品期間が終了しちゃって。あー終わっちゃったかーと思っていたら、翌日にまた同額で出品されているのを発見。さてはこれ、ずっとこの値段で出品してて、買い手が現れるまで待ってやがるな。そうなると、この額で買っちゃうのもなんかシャクな気がする。

にしても実際問題、この値段でずっと売れなければ、さすがにそのうち値下げするだろう。そうしたら一気に買ってやる!アラーム登録して根比べじゃー!



……てな感じでオークションを見続けて、気がつけば2年近くが経過。



いまだに買い手はつかず。しかし値下げもされず。淡々と出品が繰り返されています。いや、もうこの値段では売れないって判断するころでしょ!そろそろ値引きシール貼るべきでしょ!業者としての判断!

なんかずっと見続けてるもんだから、たまに出品が遅れたりしてると「あれ?売れちゃった?それとも…出品者さん風邪でも?」とか心配しちゃったりして。ちょっとしたストーカーですよ。なんなんだ。



にしても、やはり値段が変わらないのが気になる。ひょっとしたら、売れなかったら自動で同額で再出品するシステムとかあるんすかねー。にしても2年ですよ?2年も動かなかったら多少の値下げなり、他のオークションに回したりしそうなもの。そう考えると、本当にこの出品者は存在しているのか?というような想像をしてしまったり。

星新一のショートショートで、全自動化された未来の世界で、ある朝、男が全自動ベッドから起こされ、シャワーを浴びさせられ、着替えまで機械がやってくれて、ベルトコンベアで移動させられて会社に到着する。しかしそこに座っていたのは死体だった。実は昨晩のうちに男は心臓マヒで死んでいたんだけど、全自動だったから気づかなかったのだ…というのがありました。あんな感じで、実は出品者は既に…とか!うひー怖い!



ちなみに欲しいグッズってのは、某アニメキャラの抱き枕カバーです。競争率が高くなってはかなわないので具体的には書きませんが。キャラ自体はそれなりに人気のあるキャラですし、これでお金とか全く気にしない誰かに買われちゃうのもなんか悔しいというか、あの出品が無くなっちゃうのも寂しいというか。



既にちょっと別の感情が出てきてます





12月12日

今回引越しをするに当たって、16年間使い続けてガタの来ていた家電品や布団を一新することにしました。

まずは何よりも寝具です。今までは布団だったんですけど、今回はベッドを使ってみたいなーと考えてました。新居は押し入れ、クローゼットのたぐいが無かったので、ベッドの下に引き出しがついてるやつにすれば、収納スペースが稼げると考えまして。

さらに周りに聞いてみたところ「ベッドフレームはケチってもいいが、マットレスはお金をかけろ」と言われました。確かに安物のマットレスで腰を痛めたとか聞いた事ある。ふむふむ。


というわけで、まずはベッドフレーム選びです。ここは安く上げたいので、とにかく収納力と値段に注目。webで調べて、大型の引き出しが付いているタイプを。そして安価にするために、自分で組み立てるやつにしました。まー組み立てるって言っても、所詮は大きな箱みたいなもんだしチョロいだろ。なんか大人の工作っぽくて楽しみー!


でーそのベッドフレームに乗せるマットレスはお金をかけるところ。というわけで、青山の丸八真綿ショールームに行って、マットレス体験してきました。このお店が凄くて、店内に40ほどのベッドが置いてあり、実際に各ベッドに10分ほど横になることで、自分の身体に合ったマットレスを探すんです。まー僕の場合は予算の関係で、実際のところ選択の幅はほぼ無かったんですけど、全部で2時間ほどかかりました。それでも奮発して、僕にしてはかなり高額なマットレスを購入。正直、引越しで浮かれていたと認めざるを得ない。


で、このマットレスが届くのに、けっこう時間かかるんですよ。そこらへんを知らずに引越しギリギリで注文したので、新居に移動してから一週間ほど布団無しって状態になることに。え?もうかなり寒いすよ?


というわけで、新居に入ってから一週間ほど。ベッド一式が揃うまでの間、段ボールを布団にして寝ていました。引越し直後なので段ボールには不自由しなかったので。な、なんか想像してた新生活と違うな。



さて、そんな生活から一週間ほど。まずベッドフレームが届きます。よっしゃー組み立てるでー!と張り切ったものの。






各パーツのあまりの巨大さに一瞬で戦意喪失。



いやでかいよこれ!これを?組み立てる?一人で?いやいやいや無理無理無理!しかもこれ、大きいだけじゃなくて、めっちゃ重いんですよ。その存在感たるや、もう段ボールを開けるのですら怖いレベル。張り切って電動ドリルも買ったんだけど、ひのきの棒でゴーレムに挑む感じ。これ、物理的に無理だろ。

しかし助力を乞う友人もいないワタクシ。半泣きで段ボールを開き、何とか組み立てました。一部作業中に「ベキッ」とか嫌な音がしたけど、もうそれどころじゃない。汗だくになりながら、とりあえずベッドフレームは完成。ちなみに三日かかりました。


その後、ちょうどいいくらいのタイミングでマットレスも到着。これまた大きい宅急便を受け取り、ヒーヒー言いながら引きずるようにベッドの上に設置。よーし完成だ!


僕にとってはかなり高い買い物でしたけど、これから毎晩、何年も使うものと考えれば、お金をかけて良いところなのかもしれません。正直なところ段ボールの布団は寝心地がよろしくなかった。なんか落ち着かず、寝付きも悪く、眠っても疲れが取れない感じ。

しかしこれからは違います。高級マットレスでゆっくり快眠&健康生活だ!思いっきりマットに飛び込んで……!




飛び込んで…




えっと。




あれ?



飛び込めない。



なんか、妙に高いんですけど。



いや値段の話じゃなくて。高さの話。いわゆる座高というか。



全く考えてなかったんですけど、大容量収納付きベッドフレームと厚みのあるマットレス。組み合わせると、地面からの距離がかなり、かなーり高くなるんです。具体的には、ベッドに腰をかけると床に足が届かない距離。睡眠中に寝返りをして、うっかりベッドから落ちたらけっこうな怪我をしそうな高さです。なのでベッド飛び込むなんて無理。むしろ這い上がる感覚の方が近い。



こ、ここで寝るの?毎晩?何年も?




全然ゆっくり眠れる気がしません





12月05日

オタク引越し日記:12【最終話】

結局、平日の20時から下見をしに足を伸ばすことに。

残業を早めに切り上げて物件に直接向かいます。前回は秋葉原駅から歩いて行ったけど、今回は隣の駅である浅草橋駅から。ちょっと道に迷いつつ、7、8分で到着。ふむ、やはり電車を使う場合は浅草橋からの方が圧倒的に近いなー。

でー建物に着いたものの、現地待ち合わせの担当さんがいない。おやー?と思ったら携帯に連絡が。別の下見が押していて、10分ほど遅れるとか。まーお忙しいのは素晴らしいことだ。この後に用事があるわけでもないしのんびり待つかー。

なんて言ってたら、ポツポツと雨が垂れてきた。あちゃーやばいなー。まーこっちは建物の軒下で雨宿りできるのでいいんだけど。パズドラなど遊びつつ待っていたら、担当さんが駆け足で到着。ギリギリ降られなかったくらいか。


滞り無くカギを開けて、3階奥の角部屋に。入ってみると…



うわ奇麗!


なんか、マンションっぽい!



正直、日記としては欠陥があった方が面白いんでしょうけど、正直なところ普通に奇麗でした。文句をつけようと思えば、間取りとして奥の方に思いっきり柱があって邪魔、収納が無い、ベランダの日当りが悪そう…等々言えますけど、僕としては十分。入って2分で「ここにします」って決めました。今までの苦労は何だったんだ。



というわけで、長いことかかってしまいましたが、とりあえず新居が決まりました!実際には浅草橋の物件で、「アキバに住む」と大手を振る事はできませんでしたが、まあ一応「アキバ徒歩圏内」てことでご勘弁を。あとは翌々日の土曜日に契約書を交わすだけ!


…と思っていたら、担当さんが


「すいません、僕、実務の時間がまだ足りなくて、契約ができないんですよ」


へ?あ、聞いた事がある。2年の実務をこなしてないと、契約を取付けれないんだっけ?


「なので土曜日に、この物件を持っている不動産屋に一緒に行って、向こうの担当さんと契約するという形にして欲しいんですが…」


なんだなんだ。いやまーそういう事情ならしょうがないけど。なんかいまひとつ締まらないな。


「では土曜日の朝10時に、新宿の不動産屋に現地集合ってことで!お願いします!」


ほいほい。まーいっか。飯田橋も新宿も大差ないし。それにようやく物件を見つけたもんだから、担当さんと妙な連帯感のようなものを感じちゃったり。一種の吊り橋効果みたいなもんでしょうか。一緒に契約済ませようぜー!



【土曜朝】

「ゴトウさんすいません!ちょっと向こうの都合で、14時にして欲しいんですけど!」

う、うん。


【同日13時半】

「ゴトウさん本当にすいません!僕、別件が入っちゃって、そちらに行けなくなっちゃいました!」


えっ


「でですね、向こうの担当さんには話を通してあるんで、契約して来て頂けますか?」


ええええええ!




いやね。まあ実際にやってみたら、初対面の女性の担当さんから説明を受けて、必要な書類に記入して判を押すだけだったよ。一人で十分だったよ。

それに、話によると、あなたが朝に、新宿の不動産屋に必要書類を持っていってくれてたらしいじゃないか。つまり朝だったらそのまま契約作業ができて、その予定で組み立てていたんだろう。向こうの不動産屋に午後じゃないとダメって言われて、困った挙げ句なんだろう。けど、でもね、おじさん、ちょっと寂しかったね。不動産屋にまでフラれるとは思わなかったね。連帯感とか幻だったんだね。


まーしかし、女性の担当さんと二人きりで話せたのでまーオッケーにしとこー。ひょっとして、いい年してワンルーム住まいの僕に、出会いを演出してくれてたのかな?へへ、アイツめ…。贅沢を言えば、もうちょっとオタクっぽい女性が良かったな。あと副業で声優やってるとかね。


というわけで、まーなんだかんだありつつ契約書も交わし、とりあえず終了!お疲れしたー!!




いやーそれにしても、不動産探しって本当に人それぞれっすね。不動産屋を何件も回るのが当たり前って人がいるかと思えば、住めば都ってことで、全く迷わずに検索で出てきた物件にする、面倒なので下見もしないで決めるって人もいました。

とにかく広さにこだわる人、駅からの距離に重点を置く人、事故物件上等で家賃を安く上げたい人、それぞれみんな「ここにこだわって当然!」てのがあって楽しかったです。アドバイス下さった方はありがとうございました。




と、ここまでが先月までの話。実際には既に引越しも終了し、落ち着いた感じです。よっしゃー秋葉原近辺在住なんだからばっちりアキバ行くでー!日参すっでー!


などと思っていたんですけど、実際には毎日残業で、ようやく岐路につく頃にはアキバのお店、ほとんど閉まってんのな。やってんるはドンキホーテと、自宅近所のスーパー、ライフのみ。


ちなみに引越しをする前は、練馬春日町のスーパー、ライフと、ちょっと足を伸ばしたところにある環八ぞいのドンキホーテが命綱でした。



手間かけた割に、生活スタイルが変わってません





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