明後日もその次もカレー(辛さは控えめで)







10月29日

オタク引越し日記:9

さて3件目。ここはまだ前の人が住んでいるので、内覧はできない。外から様子を見るだけだ。2件目と方向的には同じなんだけど、歩くとちょっと距離がある感じ。5分ほども歩いたかな。

●C
アキバから徒歩12分、21m2、風呂トイレ一緒、室内洗濯機置き場あり、70000円


建物としては完全に居住用って感じで、内部は見れないものの、とりあえず奇麗。駐輪場もタイヤを止めるタイプのやつが設置されていて安心。「中は見れないですけど、確実に奇麗ですよ」との担当の言葉にうなずける外観。ここは管理費混みで73000円のところを70000円にしてくれるとのこと。予算内だ。

すでにここまで探しまくって、正直なとこアキバで7万円は厳しいってのが身に付いていて、ここは普通に掘り出し物って感じの物件。唯一挙げるとしたら、アキバからの距離が若干遠いとこ。紹介では「徒歩12分」てなってたけど、実際には15分かかる感じかなー。

ただ、僕は引っ越したら自転車通勤にする予定でして。ならば駅からもスーパーからの距離も関係ない。「友人を連れてくるのに歩かせることになるのがなー」と思ったけど、今のアパートに16年間誰も来なかったことを考えたら、まさに杞憂の見本と言えます。ここらへんが僕に相応しいような気がする。

ただ、やはり内覧せずに決めるってわけにもいかないので、とりあえず1番予約ってことで審査をしてもらうことにしました。前の人が退去してクリーニングが住むのが10/1予定。なので、その週末である10/6に内覧して、致命的な何かがないかぎり決定するという話に。



でーここで担当者さんとは一旦お別れ。時間はすでに16時くらいになっています。いやー疲れた。



しかし、ここでさらにもうひと頑張り。アキバ駅前、昭和通り沿いに数件ある不動産屋の中から、適当に選んで入ってみる事にしました。やっぱ地元の不動産屋も見ておきたいじゃないすかー。


選ぶ基準も無いので適当に。雑居ビルの上の方にある不動産屋に入ってみると、カウンター5席ほどが用意されていて、そのうち3つがお客さんで埋まっていました。とりあえず言われるがまま席について待ってみるものの、なかなか担当が来ない…などと考えているうちに、さらに2人のお客が来て、カウンターはいっぱいに、さらに1人待っているという状況になりました。大繁盛だな。

そういや飯田橋不動産で「不動産は9月頃から動き始める」ということを聞かされていました。就職が決まった人らが早々に9月から物件を見始めて、年内に決定させる。そして年明けから引越しにかかる…というパターンだそうです。何となく春頃に引越しが多いイメージがあったけど、言われてみればそうか。

なので、この時期は物件の回転が早く、良い物件が出る事もあるけど、埋まるのも早いということだそうで。確かに今回、どこまで本当かは分からないものの、「まだ内覧できない状況だけど、決めておかないと他に取られちゃう」ってのは多かったなー。


てな事を考えつつ、待つこと数分。他の窓口を兼ねてという感じで担当の人が来ました。まずは申し込み用紙に希望条件を記入だ。家賃70000円、自転車置き場、洗濯機置き場、アキバ徒歩圏内…


すると、「洗濯機置き場が難しいですね」と言われる。やっぱそうなんかー!


「秋葉原は、洗濯機置き場の無い物件が多いです」とのこと。知らなかったわー。正確な事は分からないけど、そもそもオフィス用の建物が多いからとか何とか。

てことは、アキバ在住のメイドさんらは頻繁に洗濯しないってこと?パンティー履きっぱなし?素敵…いや、けしからん!「中世ヨーロッパの貴族は滅多にフロに入らず、糞尿は道に捨てていた」みたいなもんか。


でー条件に合った物件を挙げてもらったんだけど…。全然条件に合ってない物件まで出してくる!家賃85000円とかハナから無理!これは管理費が15000円!あーこれは68000円…って、今日内覧したとこかーい!

みたいな感じで、残ったのは、飯田橋不動産屋とほぼ同じ物件ばっかでした。やっぱネットのせいで、どこも情報は同じものばっかなのねー。

ここで得る物は無かったけど、飯田橋不動産屋でオッケーだったという確信が持てた。これ以上他の不動産屋を回っても同じのしか出てこないだろうなー。


ただ、手ぶらで出て行くってのもアレだなーと思っていたら、「アキバから徒歩6分で22m2、69000円、洗濯機置き場が無いけど、一階にコインランドリーがある」ってのが出てきた。これ、飯田橋不動産屋でも紹介された物件だ。内覧が10月10日以降じゃないとできないのでパスったやつ。せっかくなんで、最後にここの外観を見て、終了することにしました。

地図をコピってもらって店を出ます。場所としては、テンションの下がった物件の近くなので、アキバからかなり近く、あっさり到着。周りを見回すと、居住用メインの建物で、しっかり見れるわけではないけどまあ悪くない感じ。何よりもアキバからの近さがやはり嬉しい。

ただ、ここだと部屋に洗濯機が置けず、コインランドリーになるんだよなーと思いながらビルの一階を見ると、コインランドリーが…あれ?コインランドリーが…あれれ?


無いがな。


え?何で?ここはコンランドリーが売りのはず。一階にあるのは文房具屋。それと、小さめの居酒屋だ。おかしいな。色々とウロついてみたものの、そられしき場所は見当たらない。


そこでふと気づきました。この一階の居酒屋、妙に小さい。入り口もビニールで囲まれていたりして、店長の趣味を押し出して作ったような感じの店だ。そういう小さな居酒屋は雰囲気があって悪くない。悪くないんだけど、ちょっと居酒屋としては狭いような。



むしろ、コインランドリーに使用したら、ちょうどいいくらいの広さなんじゃ。



私の推理はこうです。このビルは確かにコインランドリーがあった。しかしその店は何かの事情で閉店。そのテナントに居酒屋が入ったのではないかね?



いや、それじゃダメだよ。洗濯できないじゃん。



一応、飯田橋不動産屋の担当に電話で確認する。「さっき、そちらで見せてもらった、洗濯機置き場無しでコインランドリーありの物件のところに来たんだけど、コインランドリー無いよ?」「あれ?おかしいな…?」「代わりに、妙に小さな居酒屋があるんだけど、ひょっとしてここが以前コインランドリーだったんじゃ…」「あっ!そうかも!」

しかしコインランドリーが無くなったら、単純に住人が困るはず。ひょっとしてコインランドリーが無くなった地点で、例えば各部屋のベランダに洗濯機が置けるように改造されたとかないー?と聞いたところ「ベランダに置けるかどうかは、既に確認してありまして。置けないそうです」とのこと。あれま。てことは、住人さんは単純に不便になったってだけか。「だから安いのかも…」ですよねー。

というわけで、この物件もナシってことに。結局●Cの物件が本命で、内覧して問題なかったら決定ってことになります。



でー帰宅して、Googleのストリートビューで、コインランドリーがあったかもしれない場所を確認してみました。ストリートビューなら、ちょっと前のデータが見れるはず。えーと居酒屋のあった場所は…







コインランドリーだー!



やっぱ潰れてたのかー!



ビンゴー!




でも意味無しー!





10月22日

オタク引越し日記:8

テンション下がった一件目を出て、二件目に行く事に。次はこちらー!

●A
アキバから徒歩8分、21m2、風呂トイレ別、室内洗濯機置き場あり、75000円


予算は70000円。つまり75000円は予算オーバーですが、一応見ておくということで出発。方向的には同じなので、先ほどの物件から3分ほどで着くはず。

降りしきる豪雨の中を歩いていると、コインランドリーの前を横切りました。何気なく中をチラ見すると、洗濯待ちの若者が3人ほど雑誌を読んでる。さらに、洗濯ものの詰まったカゴを持ってこちらに歩いて来る若者とすれ違う。どうやら繁盛しているようだ。さっきの部屋も洗濯機置き場が無かったけど、ここらへんってそういう生活スタイルが多いのか…?

などと思いつつ、2件目に到着。アキバからは徒歩8分の物件。


こちらは入り口から、建物の中に普通に入れる。ていうか何もせずに入れてしまった。情報では入り口はオートロックと表記されていて、確かに建物にインターホンがある。普通こういうのって、中の人に開けてもらったりするのが普通なんじゃ。どういうこと?

まーしかし開いてるなら入ればいい。で、ビルの中に入ってから内側からカギを締めたら、「ジジ…カチャ」て鳴って、自動で開いた。オートロックならぬオートオープン。斬新だ。まーおっさんの一人暮らしで防犯とか気にしないのでスルー。



目当ての部屋は2階。かなり狭いエレベーターに乗って、部屋に入ると…。


おっ


こちらは、かなり奇麗!


いや、めっちゃ奇麗!



入り口こそ手狭だけど、8畳ほどの部屋でフローリングが奇麗にクリーニング済み。ちょっと横まったところに洗濯機置き場があり、そこにある扉を開けるとトイレが、ウォシュレット付き!そしてそのトイレの中のさらに奥の扉を開けるとお風呂が。

もちろん全体的に小さくはあるけど、十分すぎる設備です。担当者さんも「想像以上に奇麗です!」と興奮ぎみ。実際のところ住んでいれば汚れるものだし、奇麗さとかどうでもいいんだけどーとか思ってたんですけど、なんだかんだで奇麗だとテンション上がるもんすね。これこれ、こういう物件がよかったのよー!早く言ってよー!(不動産屋は最初からここを勧めてました) いいじゃん!いいじゃんー!




月75000円出せるなら。



目標金額は70000円。差は月に5000円、日割りにして150円もかからない。ジュース1本分だ。大人なら出してしかるべき額かもしれません。

しかし、それを言い出すとキリがない。そもそも今のアパートが65000円。そこから5000円足しての70000円。つまり、もうジュース1本分は出しているんです。ここからさらに5000円ということは、500円の弁当を350円にしなくてはいけないということである。厳しい。


40を過ぎた身で5000円で困るというのも悲しい話です。だが、しょうがない。ここは貧乏を受け入れるべきだ。精力的に働きもせず、「清貧」などという言葉でごまかしてヘラヘラと薄給を受け入れていた僕が、高い物件に住むというのは理にかなっていない。

ここは完全にいい部屋だ。人気が出るのも当然。しかし、僕には高級すぎる。夢をありがとう。いつかお金持ちになったらここに住むぞと決意しつつ、一抹の寂しさを覚えて次の物件に赴くのでした。



妙に凹む内覧だな





10月18日

引越しシリーズは一休みして、今期アニメの感想を。


2012年秋アニメ一話感想



とりあえず今期は、ノイタミナ枠の「サイコパス」「ロボティクス・ノーツ」の2作品がスタッフ的に話題になってて、今のところそれに見合った掴みになってると思います。 どちらも重厚なストーリーが期待できる感じ。

あと気になったのは、女子向け作品の1話キス率の高さっぷり。「となりの怪物くん」「神様はじめました」「好きっていいなよ」。この中では大地監督ってことで「神様」を推したいとこだけど、「怪物くん」のヒロインも可愛いなー。「好きなよ」はちょっと…ここまでフケた感じの主人公も珍しい。

「新世界より」は原作ファンが多いようで、これまた話題になってるようだ。確かに不穏な雰囲気がいい感じに出てて楽しみ。「K」「絶園のテンペスト」も、正直注目してなかったんだけど、気合いの入った作画で驚かされた。

萌え系では「ガールズ&パンツァー」がフミカネ少女で可愛いけど、まだ魅力が出きってない感じ。パンチラ禁止らしいけど、パンチラ無しでもエロくはできるので頑張って欲しい。


あと、皆にお薦めできるかっつーと正直躊躇するんだけど、個人的には「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」の、ちょっと古い感じのドタバタギャグに妙にハマってます。フェチとまではいかないけど、お尻や膝裏の描写も悪くないわよ。



さてそれはそれとして、告知をひとつ。

今週末、10月20、21日に幕張メッセで開催される「電撃20年祭」内の電撃ギャラリーで開催される、「直筆サイン一挙展示」の末席に、「おたくら」の作者として、僕も色紙を描かせて頂きました。

このイベント自体、入場無料という太っ腹イベントなので、お時間のある方は是非ご来場を。そして目当てのイベントやグッズ購入を済ませたら、贔屓の作家さんの色紙を見るついでに、僕の色紙なども探してもらえたら嬉しいです。

ちなみに僕自身も、普通に客としてイベントに行くつもりです。もちろん色紙は後回しにしてグッズを買いに行きますぜー。引越し先をグッズで溢れ返してやるわー!黒子ー!大河ー!春香ー!クドー!



自分の色紙を見忘れる可能性が高い





10月12日

オタク引越し日記:7

車が無いという事で、アキバに電車で向かうことに。とは言っても総武線一本で20分もかからないけど。

いつもの電気街口ではなく、昭和通り口に出ると、外は大雨。でー最初はアキバから一番近い物件、こちらに向かいます。


●D
アキバから徒歩6分、19m2、風呂トイレ一緒、洗濯機置き場なし、(近所にコインランドリーあり)68000円


ゴウゴウと降りつける雨に足下をベタベタにしつつ、総武線ワキをフラフラ歩いて行くと、あっさり到着。建物の1階は居酒屋になっていました。うーんゴキが出る可能性が上がるから、できれば避けたいんだけど。まーこんな都心では、下水道を伝って現れるから、どこでも同じって意見も聞いたしな…などと考えつつ、ビルの中に


中に


入れない。


なんか、ビルの入り口の自動ドアが反応せず開きません。そもそも電源が入っていないようだ。入り口の中には管理人室の窓口が見えるけど、カーテンが閉まってる。あれ?なんでなんで?ついでに言うと雨めっちゃ降られてる。カサさしててもビシャビショ。

担当さんが焦りながら、管理会社に電話をかけだした。連絡を取ってくれるのはいいんだけど、しかし自動ドアの電源が落ちていたら、中から出る事もできないんじゃ…?と思いつつ待っていると、入り口のすぐ横にある、鉄格子シャッターの勝手口的なところに人影が。若い男女二人連れの住人さんが今から外に出るようだ。

おお、これはひょっとしたら、入れ替わりで入れるパターンでは…?と思い、出口で待ち構える。鉄格子作りのドアを開いて出てきたので、「あの、すいません。こちらのマンションの方ですか…?」と話しかけた瞬間、無言でドアをバン!て締めて、こちらを無視して早足で去って行ってしまいました。えっ!?怖い!


いやまーね。防犯って視点から見たら、そりゃー不審者に入られないように締めるのが当然です。知らないおっさんに話しかけられて、むしろ怖かったのは向こうなのかもしれない。でも挨拶も無視かよー…とシュンとしてたところで、担当さんが管理会社と連絡がついた模様。結局格子ドアについていたナンバーキーの番号を教えてもらって中に入る事に。内覧にこんな苦労するとは思わなかった。


中に入り、ロビーの郵便受けを見てみると、企業名が多いことに気づきました。もともとはオフィス用のビルで、一部を住宅用に使っているようだ。

目当ての物件は3階にあるので、エレベーターに乗りつつ部屋に向かってみると、やはりオフィスとして使用しているっぽい表札がいくつか並んでいる。エレベーターを下りた左の5部屋程度がオフィス、右の3部屋が住居用って感じ。今回の内覧部屋に到着し、鍵を開けてもらって入ります。さあどんな部屋だー?とワクワクしながら入ると。


なんつーか。


汚い。


いや、そりゃこの予算で探してるんだから、そんなピカピカの物件とか期待してるわけじゃないです。にしても、エアコンのスイッチのフタが無くなってるってのは事前に直しておくべきなのでは…。さらに言うとブレーカーを入れた途端にエアコンが動き出して、停止ボタンを押しても止まらない。…壊れてる?

トイレがユニットで手狭なのは当然ですが、その便座のフタのゴムが1つ無くなっている。キッチン上部の戸棚を開けると、換気扇用のパイプがボロボロのクッションで包まれてるのが丸見え。戸棚を開けた担当さんが、クッションを包んでいるこれまたボロボロのアミ袋を見て「うわっ!気持ち悪っ!」て驚いてた。お前が言うな。


壁だけは張り替えられていたようで奇麗だったけど、床の絨毯もどこか汚れてるし、なんか全体的にやる気が感じられない。正直、この地点でかなりテンション下がりました。アキバで7万以下だとこうなるんかなーという思い。ビルに入る時にピシャられた怖い印象もあって、とりあえずここはないわーと思った。


ただ、住んでいる方のためにフォローするなら、この物件、アキバからはめっちゃ近いです。昭和通り口方面とはいえ、駅までの道中にメイド喫茶もあるし、「アキバに住んでる」感はハンパないはず。家は寝るだけと割り切って、どっぷりアキバに浸りたい人には向いてると言えるでしょう。

あと、オフィスとして使用するなら全然問題ありません。てかむしろそもそもオフィス用なんじゃないのかこの物件。洗濯機が置けなかったり、キッチンにガスが通ってない作りも、それなら納得できる。


ただ、僕にはピンと来なかったってのが正直なところです。よっしゃ次いこつぎー!



ちなみにまだ豪雨な





10月10日

オタク引越し日記:6

さていよいよ内覧だー!と張り切って、飯田橋不動産へ。

出迎えてくれた担当さんから開口一番、「三カ所の候補物件があったんだけど、うち二カ所はすでに埋まってしまった」と知らされる。ええええ。

さらに、残った1つの物件も、前回の地点では「75000円ですが、72000円まで下げれます」って言ってたんだけど、思いのほか人気が出てて、すでに3番候補まで埋まっていると。その状態では値下げは厳しいんだって。つまり75000円。予算オーバーやがなー。 (この物件をCとします)

おまけに、僕が小姑のごとくちまちま送りつけていた「ネットで見つけたお安い物件」も、ことごとく埋まっているとか。一週間の努力、無駄だったわー。


なーんか全体的にダメな感じになっちゃったんで、結局のとこ、その場で新着物件を探してもらうことに。7万円以内でいくつか出てくるものの、洗濯機置き場が無いとか、アキバから遠すぎる物件ばかり。


その中で「アキバから徒歩6分で22m2、69000円、洗濯機置き場が無いけど、一階にコインランドリーがある」って物件が出てきました。

うーむ、コインランドリーかー。不経済っぽくはあるけど、考えてみれば一人暮らしの身で、大きい洗濯機って必要か?という考え方もあります。下着などは風呂場で洗って、シャツやズボンなどは週1でコインランドリーを使えばいけるかも。何よりも洗濯機分の面積が浮くってことだし。

ちょっと興味が出てきたものの、この物件がいまだに前の住人が住んでて、2週間ほど内覧できないらしい。ううむ。


で、さらにもう一件、上記の物件のすぐ近所。アキバから徒歩6分で68000円て物件が出て来ました。こちらも洗濯機置き場なし。なんだなんだアキバの連中は洗濯機無しがデフォか?

こちらはコインランドリーも無い物件です。しかしさっきの物件の近所なわけだから、そこにコインランドリーだけ使えに行けばいいんじゃ…?この物件は本日内覧可能ということで、とりあえず見に行くことにしました。(この物件をDとします)


でーさらに担当者が「おっ!これは!」という物件が出てきました。2012年にリノベーション、つまり今年改築を済ませたばかりで、確実に奇麗。風呂トイレは一緒だけど、室内洗濯機置き場があって73000円。しかし、70000円に値下げする事は可能との事。

しかしこの物件、アキバから徒歩12分だという。更に言うと、アキバの隣駅である浅草橋から徒歩5分。てことはそれ、浅草橋の物件じゃん!

んでもって、まだ住人が住んでるので内覧はできない状況。そんなんばっかだな。(この物件をEとします)


うーん、正直、希望通り「これ!」てのは出てこない。しかし担当さんは「これ以上はもう無いっすよー」という空気をビンビン出してくる。つまり、僕の条件が相当に無理を言ってるってことだ。実際のとこ、ここまでの物件を調べ上げるのに1時間以上かかってるかんね。すでに疲労困憊だかんね。

そんな感じで結局、本日は3つの物件を見に行く事に。まとめるとこんな感じ。


●C
アキバから徒歩8分、21m2、風呂トイレ別、室内洗濯機置き場あり、75000円

●D
アキバから徒歩6分、19m2、風呂トイレ一緒、洗濯機置き場なし、(近所にコインランドリーあり)68000円


さらに、担当が鼻息荒く勧めてくる物件を、内覧は出来ないので外覧だけ


●E
アキバから徒歩12分、21m2、風呂トイレ一緒、室内洗濯機置き場あり、70000円


てことになりました。結局ここまで来るのに90分以上かかってる。よっしゃ行くでー!


「すいませんが車が無いんで、電車での移動になります」



外は豪雨なんですけど





10月3日

オタク引越し日記:5

さていよいよ内覧の日。昼から不動産屋…というか、厳密には不動産仲介業者を訪ねます。場所は飯田橋。(以降、ここを「飯田橋不動産」と呼びます)

お店に入ると、店内は明るい感じ。働いてるのも若い人ばかりだ。気圧されないように店に入り、予約していた旨を伝えると、見るからに若い青年が担当だと言って相手をしてくれた。お茶などを出してもらいつつ話をすると


「お問い合わせの物件ですが、あれ、実は事情がありまして」





「実は、競売に出されている物件なんです」


はあ


「なので、ひょっとしたら数ヶ月内に、大家さんが変わってしまう可能性があるんです」


すると?


「すると、その地点で家賃が変わってしまう可能性が…」


いやいやいや!ダメでしょそれ!


「数ヶ月だけ住むという方には良いんですけど、長期の方は…お薦めしません」


こっちは長期だよ!自慢じゃないけど以前の部屋は16年住んでたんだから!


「なので、同条件のお部屋を探させて頂きます」


よろしくお願いします…ってこれ、いわゆる「オトリ物件」と同じパターンなんじゃ…。俺、釣られてるぅー!これも、戦国ぅー!

まーしかし来てしまったものはしょうがない。実際の所誰でも見れるネット情報の物件が早い者勝ちで、そうそう取れないのも事実だろうし。探してみてくれたまえ。

ちなみにこの時に条件として出していたのが

・家賃75000円以内(管理費込み)
・秋葉原駅から徒歩10分以内
・広さは18m2以上
・室内洗濯機置き場あり
・駐輪場あり
・(できれば)風呂トイレ別


これくらい。正直なことを言うと70000円以内に納めたかったんですけど、ちょっと幅を広げたというか、見栄を張ってしまったというか…。いや実際、めっちゃ良い物件があったら、それくい頑張るって意識もあったんですよ。

しかしこの条件だと、なかなか出てこない。担当さんはノートPCで調べて、こちらは紙の物件ファイルを見るんですが、やはりコレというのが無い。

そんな中、ようやく出てきた物件は2つ。


A:アキバから徒歩8分、19m2、75000円(72000円に値下げ交渉できるとのこと)、室内洗濯機置き場あり、風呂トイレ別

B:アキバから徒歩10分、23m2、75000円、室内洗濯機置き場あり、ユニットバス


Aは72000円で、お薦め物件とのこと。確かにネットで調べた際にも感じていたけど、このサイズで風呂トイレ別という物件は珍しい。

ただしこのA、まだ前の住人が住んでいて、今日は内覧ができない。翌週末になったら内覧できるので、予約しておきましょうとのこと。よろしくお願いします。

というわけで、本日はここまで…ってなったんですけど。帰宅してネットで不動産情報を見てみると、やっぱ好条件な物件が出てるー!オトリ物件もあるんだろうけど、それにしても出てるー!


そこで、そういった物件の紹介ページを3つほど担当者さんにメールして。「不動産紹介サイトを見ていたら、こんな物件があったんですけど。そちらで扱う事はできますか?」と問い合わせることに。そう、前回の日記で出てきた「ウチはどこの不動産の物件でも扱えますんで!」ていう不動産屋と同じ事、実はどこでもできるんじゃない?という予想からです。個人的には飯田橋不動産にスジを通してる気分。

すると「調べてみました。1つは既に他の人が契約してしまっています。もう1つはいわゆる事故物件ですね。もう1つは、ご紹介できます」とのこと。やっぱそういうもんなんだなー。

では、3つめの物件も、来週に内覧できるように手配してくださいとお願いする。そしたら「了解しました。他にも良さそうな物件をネットで見かけたらメールしてもらえれば、調べます」と言ってきた。そりゃ飯田橋不動産としては、他の不動産屋に行かれてはかなわないだろうしなー。

というわけで、その後もネットでどんどん物件を調べてはメールすることに。正直、めっちゃ探しまくった。にしても、俺が自分で物件を探すんだったら、仲介業者の意味って…?(もちろん、ネットに出る前の情報を持っていたり、トラブルを回避したり、面倒な手続きをやってもらえるってことで、仲介業をないがしろに言うわけではありません)



だんだんウザい客になってる気がする





感想、ツッコミお願いします