明後日もその次もカレー







1月28日

「おたくら」

明るい未来



ケータイ週アスで金曜0:00〜24:00の間は、無料で4本の「おたくら」新作が読めます。以降は有料コンテンツとなりますのでご注意ください。





1月24日

先週末に、横浜アリーナで行われたゆかりんコンサートに行った時の話

まいどまいどステージから遠い席ばっかの僕なんですが、今回は「通路に面したブロックの最前列」という席が当たりました。具体的には下図Dブロックの最前列。




丸で囲んだあたり


ブロック自体がステージに近いわけでもないので、直線距離としてはそこそこだったんですけど、目の前に人がいないので見やすい席。ありがたやありがたや。

でまーステージは相変わらず楽しくて、サイリウムを必死に振りながら飛び跳ねていたんですけど。

コンサートのラストで、ゆかりんがセンター席の周りの通路を一周して、お客に挨拶をしてくれたんです。しかもけっこうたっぷりと時間をかけて、丁寧に手を振って。おおおおおお。




こんな感じで一周


でーこの通路ってのがブロック最前列である僕の席と同じ高さで、腰あたりまでの柵こそあるものの、まさに目の前。それこそ手を伸ばせば届く距離にゆかりんが!手を振って!笑顔で!高さが同じなので目が合う!はわわわわわわ!


いやーなんつーか、歌のときはあれほど歓声を上げていたのに、いざ目の前に来られると何もできないもんですね。王国民としては「世界一かわいいー!」とか「大好きー!」などと叫ぶべきだったんでしょうけど、ここまで近いと照れてしまって何も言えず、キョドりながらニヤニヤするしかできない。はっきりと自覚できたので言いますが、あの時の僕はここ10年で一番キモい顔をしていましたね。

このままではいけない!と思い、必死になって絞り出した言葉が「ありがとうー!」。もう連呼するしかない。「ありがとうー!」「ありがとうー!」

いやもちろん「今日は素敵なステージをありがとう」という意味だったんですけど、なんか下手したら、今から引退する人を送り出す時みたい。違うー!ばかばかー!

しかしそんな僕にもちゃんと笑顔で手を振ってくれるゆかりん。対して、顔を引きつらせつつ鯉のように口をパクパクあわわさせるばかりの僕。見ちゃいられない。しかしこれはこれで甘い時を過ごしているのです。ああ、この瞬間よ永遠なれ。


しかしそんなハニータイムもいずれは終わります。輝かしい笑顔を振りまきつつ、僕の前を通り過ぎていくゆかりん。


ああ、行ってしまった。冷静に考えれば、もう今後の人生でここまでの至近距離でゆかりんに微笑まれることはないだろう。そういう意味では、人生一度の機会だったはず。

なのにいざとなったらテンパって顔を引きつらせつつ、鯉のように口をパクパクあわわさせるばかりで、気の利いたことの一つも言えなかった自分が情けない。

…などとぼんやり考えながらふと横を見ると。一緒に行っていたNO-FUTUREのサカイさんが、完全にテンパって顔を引きつらせつつ、鯉のように口をパクパクあわわさせていました。



ちなみにコンサート途中でも、ゆかりんが同じ通路を歩きつつ曲を歌うというコーナーがあって、僕の席の前はちょうど通路の半分くらいのところだったので、目の前で立ち止まって踊ってくれたんです。まさに目の前でゆかりんが歌い踊っている!ステージ前最前列の席など目じゃない近さ!

今回の横浜アリーナの最高の良席は、この通路の最前列席だったなー。ラッキーだったわー。ああ、そういえばピンクのハッピもシャツも身に着けていなかった。せっかくゆかりんに近づけたのに!しまったー。


次回はピンクで固めて参加すっでー





1月18日

ずいぶん遅くなったけど、恒例の新アニメ一話感想いきますえ。


2010年冬アニメ一話感想



僕がチェックしているのが地上波だけで、かつ新番組の少ない1月だとしても、新作が10本というのはちょっと寂しいか。一昨年の1月が17本。昨年の1月が14本と考えると、やはり着々と減ってきてるなー。

しかし実際のところ、これくらいの量が楽でもあるってのが正直なところでもあります。量が多ければ良いってもんでもない。一時期のアニメラッシュの頃は寝不足になるわストーリーは覚えられないわレコーダーに貯まりすぎるわで大変でした。当時は冗談じゃなく「このペースでアニメが増えていったら…俺はどうなってしまうんだ。どうすればいいんだ…!!」と戦慄が走っていたものです。

「量をこなせば偉いというものではない。大切なのは1つ1つの満足感だ」というのはオナニーで身に染みていたはずなのに、ひたすら数を求めてしまって…まさにバブルに踊らされていたと言わざるを得ない。マーズ派の僕が、うかつにもシャボンスプレーを喰らっていたというところですかね。ふふふ。

そういや以前ちょっと思ったんですけど、マーズの変身シーンって、足の先が炎に包まれて、それがハイヒールになるじゃないですか。つまり変身したてのマーズのハイヒールは、焼きたてパンのように熱いんじゃないか。てことは頬擦りしたらホカホカ暖かいんじゃないか。マーズの足の香りが含まれた湯気が立っているんじゃないか…などと考えたら、寒風吹きすさぶこの冬空の下でも、なんかぽかぽかしてきますね。幸せとは探すものじゃない、気がつくものなのです。


ちょっと脇道にそれちゃったかな。えーと今期の期待株は「デュラララ!!」「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」。続いて「ソラノヲト」「おおかみかくし」も何かやってくれないか楽しみ。

あと、続投中はとにかく「シンケン」「W」「パティシエ」「しゅご」といったあたりの休日朝アニメに良作が多い。本数は少なめなだけど、楽しみな作品は多いシーズンではないですかね。お正月のバラエティ特番も貯まってるし、まーゆっくり消化していきましょー。





1月13日

ゆかりんがプレイしているという噂を聞いて、年末あたりからクファンタシースターポータブル2を始めております。ファンタシースター自体は、10年近く前とはいえドリームキャストで遊んだことがあったので、ある程度の要領は分かっていたつもりでした。

それに、ぱっと見の印象がモンハンに似ています。マイキャラを背中から追いかける視点で動き、剣や銃で敵を攻撃。緊急回避などもあるらしい。こちとら昨年にみっちり、鬱になりかけるまでモンハンを遊んでいる身です。ファンタシースターなど楽勝だろーと。(ちなみにモンハンも、ゆかりんが遊んでいるという噂を聞いて始めました)


しかし昨年、鬱になりかけるほどモンハンで遊んでいたのが良くなかった。


なんというか、指がすっかりモンハンの感覚になっているんですな。敵が襲ってきたので緊急回避をしようと×ボタンを押します。これはもう体に染み込んでいる操作方法。でー確かにモンハンでは×ボタンは緊急回避のボタンですが、ファンタシースターで×ボタンは武器パレットのボタンであり、緊急回避は ○ボタンなんです。当然緊急回避はできず、攻撃を喰らう。

同様に、普通に攻撃しようとして必殺技を出してしまう。ダッシュしようとしてガードしてしまう。キーコンフィグ機能はついてない。あーもーあーもー。

ラーメンを食べようとして店に出向いたら閉まっている。こっちはすっかりラーメンのつもりでいたのに…という時などに「もう口がラーメンになっている」とか言いますけど、さしずめ「指がモンハンになっている」感じです。思うようにいかなくてストレスが貯まる。違うの違うの!


そんな感じで苦労しながらも40時間ほどプレイ。最近ようやくファンタシースターの操作系にも慣れてきました。

レベルも50になり、そろそろAランク武器も装備できるぜーと張り切っていたら、友人から「レウスの金冠集めを手伝って欲しい」と久々にモンハンのお誘いが。おっしゃーモンハンなら任せとけ。レウスの頭をハンマーで殴る仕事が始めるおー!



当然のように、指がファンタシースターになっていました。


緊急回避をしようとすると、○ボタンを押してしまい、ハンマーをちょっとだけ振る。普通に攻撃しようとして□ボタンを押すと、あろうことか武器をしまってしまう。あーもーあーもー!

火の玉を吐いて隙だらけのリオレウスの頭に近寄り、さースタンさせるでーと意気込みつつ…そそくさとハンマーをしまい立ちぼうける我がハンター。直後のレウスダッシュで轢き飛ばされてキャンプ行き。累計プレイ時間800時間越えの猛者が、レウス相手に軽々と3死。違うの違うの!周りの苦笑いと冷たい視線。

ちくしょーと思いファンタシースターをやり始めるも、もうすっかり混乱してて訳が分からなくなってる。なんつーか両方をこなそうとして、両方が下手になってる感じ。やってられっかー!


…と憤りつつ、同じようにゆかりんもこの苦労を味わったのかと思うと、ちょっと嬉しい気分。まー合計で840時間ほど使ってしまった感はありますが、ゆかりんと同じ気分を味わえたならオッケーかな?



たぶんゆかりんは840時間もやってないと思うけど





1月6日

遅ればせながら明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

年末のコミケ、ブースまで来てくださった方はありがとうございました。沢山の人に見て頂いて嬉しかったです。正直なところ次回夏コミは参加を見合わせようかと思っていたんですけど、思わず申込書を買ってしまいました。まだ未定ですが、参加するとしたらよろしくお願いします。


さて当日のブースなんですけど、外との出入り口に近い、かなり寒い場所に配置されていまして。風も強く入り込み、体温がどんどん奪われていくので、厚着をして乗り切ることになります。

こんな時に僕が使うのが、ドイツ軍のフィールドパーカー、通称「NATOパーカー」というコートです。確か10年くらい前にアメ横で買った、かなり厚手のゴワゴワしているコートなんですが。




てかこれしか持ってないんですけど



90年代以前にドイツ軍が使っていたものらしく、内側に毛布がついており、重たいものの保温性は高い。シンプルなデザインにくすんだ色、腕にドイツの国旗というちょっと無骨な感も悪くない。ミリタリーファンならずとも、機能性を重視したオタクが着ているのをよく見かけます。アキバなど歩いているとちょくちょくすれ違うこのコート。それは分かってはいた。分かってはいたことなんですけど。


店番をしていると、同じコートを着てくる人がいくらなんでも多すぎる。


いや、もちろん僕も長いことオタクをやっていますし、今さらファッションに気なんぞ使いません。むしろ似合いもしないのにオシャレにしてる奴とか見ると「日よりやがって…」とか思います。そして自分自身がその「似合いもしない」側の人間だということも重々承知している。今さらコートだのなんだのでカッコつけるつもりは毛頭ない。今さら妙に凝って「あー、そういうの気にしてるんだ…」とか思われる方が恥ずかしい。

にしても、コミケブースの中と外で全く同じコートっつーのもそれはそれで妙な気分ですよ。どこか恥ずかしいような、ちょっとしたシンパシーを感じるような、しかしやはり恥ずかしいような。

ブース前に人が来て、本を手に取ってくれて、嬉しくて挨拶しようとして「あ、ありがとうござ…あっ!また同じコート!」て気付くと、正直ちょっと伏し目がちになります。これが女の子とかであれば「ペアルックだー♪」てなもんですが、そこはほら、コミケにこんな四コマを買いに来るような人ですから。なんつーかその。分かんだろ大人なんだから。

僕自身がこんな気分になるんだから、来てくれたお客さんの気分も推して知るべしというものです。目を伏せた感じの人が多いのは「ウチの読者にはシャイな人が多いからだろう」と思っていたんですけど、むしろ僕に対して気を使わせてしまっていたのかも。うーむここは10年ぶりにコートを新調するかなー。


一度なんて僕のブース前で、同じコートを着た人が2人はち合わせになった時がありました。僕も含めて全く同じドイツ軍コートが3人という、まさかのトリオルック。ちょっとした軍法会議ですよ。



こんな光景ドイツでも珍しいんじゃないかしら





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