明後日もその次もカレー







11月26日

花火のショーキチさんが、「コスチューム!」に続いて2冊目の単行本「秋葉少年」を出されたので、さっそく読んでみました。

今回の本はメイド喫茶や秋葉原、ネットアイドルなどのオタク文化がモチーフになっている中編三編が収録。ごくごく簡単に紹介を。


「きよしメモ」は、「ファントム」に掲載されていたもので、オタク狩りにあった主人公が、秋葉原で入手できる武器でもって武装をして「オタク狩り狩り」なる復讐を行うというもの。

後の二編は書き下ろしで、うち一編は秋葉原のコンビニでバイトをしつつオタクを馬鹿にしていたヤンキー風の主人公が、ある日「アキバ系パスポート」を入手してしまったことで、身の回りに変化が起きていく…という「秋葉原チケットセンター」

そしてもう一編は、タイム誌の秋葉原紹介記事に載っていた少女に恋をしてしまい、彼女を追い求めていくうちに、ついに彼女のホームページを勝手に作るという行動に出てしまう主人公を描いた「タイム誌の女の子」


個人的には2つめの「秋葉原チケットセンター」が面白く、かつもっと掘り下げて読みたかったです。事件の一つ一つの描写、主人公の心情の変化をじっくりと、もっと怖がらせて欲しかったという意味で。

将吉さんの物語は、緊張感や焦燥感がありながらも、最終的には甘いエンディングになるものが多いんですが、そもそもの文章でオタクというものに対してシニカルな見方をしているので、本当にハッピーエンドと呼んでいいのか…と思わせられるあたりが面白い。興味を持たれた方はぜひご一読を。



でーこの本に関して、先週末の話になってしまうんですけど。将吉さん自身がメイドさんを引き連れ、秋葉原のとらのあなや池袋のアニメイトなどの書店めぐりをし、ペーパーを配布してプロモーションするというニュースを聞きまして。せっかくだったので、池袋アニメイトに見物に行ってきたんです。へへへ、購入ついでに図々しく知り合いヅラしてサインの一つも貰っちゃおうとか考えて。

と思いきや、間の悪いことにちょうどアニメイトでテレビの取材を行なっていまして。メイドさんがペーパーを配布しているところなどもバッチリとカメラで撮っているのですよ。そ、そんなの怖くて近寄れない!ということで、サインはおろかペーパーすら入手できないまま、普通に本を買って帰ったのでした。嗚呼。




メイドさんのサイン欲しかったなー(たぶん貰えません)





11月19日

やってしまったー。

久々に失敗してしまいました。いや、髪型の話なんですけどね。

散髪に関して、もう数年前からバリカンを使って自分で切っております。最近のバリカンは長さ調節のためのアタッチメントが充実していて、坊主頭であれば簡単に自分で切れるんですな。

僕の場合は、側頭部を3ミリのアタッチメントで、頭頂部を6ミリのアタッチメントで切っていました。もちろんそれだけだと境目で段差が残るので、その部分は3ミリアタッチメントを斜めに構えてうまいことごまかしていきます。

でー今回はこのごまかしに失敗しまして。うまくいかずに段差が残ってしまうのです。これでもかこれでもかと切っているうちに、6ミリ領域がどんどんと侵害されていきまして。ふと気がついたら、頭全部を3ミリで切ってしまっていました。うっはーこりゃ短い。


たかが3ミリしか違わないじゃないかと思われるかもしれませんが、実際にやってみればその違いが分かります。全く別物と言っていい。もちろん見た目も違うんですけど、問題なのはその部分ではありません。寒いんですよ。わずか3ミリの差であっても保温効果は段違いなんです。

間の悪いことに、ちょうどこの髪型になってしまったあたりから冷え込みも厳しくなってきまして。影響をモロに受けて、脳天が寒くてしょうがありません。手足などの末端部分が冷えていくのはまだしも、脳天から冷えていくのは、本当に身体の芯にダメージが来るような気がするんですな。風邪ぎみだというのにしんどいです。


というわけで、今後僕が両手を組んで頭の上に乗せる、ひと昔前のアイドルのようなポーズを取っていたら、それはカッコつけてるのでも決めようとしているのでもなく、手をカバーに用いることによって頭部からの発熱を阻止しようという防寒行為だということをご理解いただきたい。

逆に言えば、僕がそういったポーズを取っていたら、「ああ、寒いんだな…」と判断できるということになります。うん、そう考えるとちょっと便利かな。便利じゃねーよ。


ちなみにもっと寒い場合は、摩擦熱を狙って両手で頭を擦りまくっておりまして。ちょっとした宮尾すすむ気分を味わっております。


いよいよもってモテなどから縁遠くなってきましたぞ





11月13日

えーと。ちょっと順序立てて話さないといけないんですけど。

僕の勤めている会社の近所に、小さな精肉店がありまして。お昼時になるとお弁当を販売しております。そして僕は昼食としてもう10年近く、この店で販売しているカツカレーを、週に3回くらいのペースで食べていました。さすがにお肉屋さんだけあって、肉厚で美味しいんですよ。

でーここだけの話ですけど、実は僕は、自分が太っているのはこのカツカレーが原因だと踏んでいたんです。単なるカレーだけならまだしも、油でミッチリと揚げたパン粉と豚肉が乗せられるのです。そんなものを隔日ペースで食べていたらそりゃあねえ。でも止められないんだよなー。


まあそんな感じで、太ってしまうとは思いつつも贔屓にしていた店なんですけど、2か月ほど前の9月頭から改装工事を始めまして。工事が終わる11月末まで営業休止ということで、あっさりと僕のカツカレー補給路が断たれてしまいました。

もちろん他の店でカツカレーを食べることは可能なんですけど、精肉店の揚げたてカツを使用したカツカレーにはやはり及ばず、満足することはできませんでした。つまりここ2か月ほど、僕は昼食にカツカレーを食べていなかったんです。(主にインドカレー&ナンを食べてました)


実際のところ改装工事の知らせを聞いた時には、困った事態になったと思ったんですけど、ものは考えようです。それまで週3のペースで摂取していたカツカレーを断つことになるわけで、一種の強制ダイエットみたいなものですよ。これは確実に痩せてしまうだろう、いや痩せざるをえないではないですか。

まあこの際なんで、クリスマス前に身体をちょっと引き締めるかな…。そんな感じで2ヶ月ばかりのカツカレー断ちが経過した先日、会社の健康診断がありまして。肥満の原因をシャットアウトした成果はどうかな?どれくらい痩せてるかなー?と測量を楽しみにしていたのですが。



身長:166.7cm(昨年166.7cm)
体重:81kg(昨年78kg)



ちょwww。痩せるどころか順当に増加しているではないですかブー。どうなってるんだブー。カツカレーの食べ過ぎて太ったと思っていたのに、そのカツカレーを断っても太ってしまっている。これから導き出される結論は…そうです。カツカレーは肥満の原因ではなかったということです。


何ということでしょう。確かに冷静に考えると、僕は栄養学の知識もダイエットのイロハすら知らず、単にイメージだけで、カツカレーを食べると太ると思い込んでいました。そしてすなわち食べなければ痩せると思い込んでいました。

しかし現実にはカツカレーを断っても太ってしまっていた。つまり、カツカレーと肥満の因果関係は都市伝説でしかなかったのです。そんなものに踊らされて、ダイエット気分で浮かれていたなんて恥ずかしい。悔やんでも悔やみきれない、


思えば、僕は太った責任を、一方的にカツカレーに押し付けてしまっていたのかもしれません。カツカレーをスケープゴート、いやスケープポークにして、自身の中の優柔不断さを、軟弱さを、罪悪感を紛らわせていたのかも。何ていうことだ。許してくれトンカツ、僕が悪かったロース!ジクジクの脂身!カリカリの衣!ギトギトの油!今となっては全てが恋しい。君を悪者に仕立て上げていたことを心から詫びる。ああ、早く帰ってきてくれ。これからはずっと一緒だ!


これからはずっと大盛りだ!





11月7日

ふと気付いたんですけど、カタカナの「ア」って、おちんちんと玉袋を横から見たところに似てませんか?特に、ちょっと急ぎめに一筆で書くと如実。(先が尖ってるので包茎ぎみではありますが)


一画めがサオで、二画めが玉袋になるわけです


この事実に気付いて以来、カタカナの「ア」を書く時に妙に緊張するようになってしまい困ってます。仕事中にノートやメモにおちんちんを書き記していくなんて、いくら何でもやりすぎだ。


まあしかしせっかくなので、どうせならここを読んでいる女性にも同じような気持ちになっていただきたい。今後カタカナの「ア」を書くときは、「こんな…包茎のおちんちんを描いちゃうなんて…それも何度も…!あ、アタシそんなエッチな子だったの…?」みたいに考えて頬を赤らめて欲しいと思います。

というわけで、改めてカタカナの「ア」を書く練習をしようではありませんか。下の四角の中の「ア」をなぞるのです。心を込めて丁寧に、しかし時に激しくなぞるのですよ!




くり返し練習しよう!


慣れたら足でなぞるのですよ!!





11月2日

やはり女子の下着やソックスには汗が染み込んでいて欲しいものでありますが。そのためには果たして夏と冬のどちらが適しているのか。ひいては女性の下着の旬の季節はいつなのか?ということを考えてみました。


普通に考えれば、夏の方が気温が高いので、発汗量自体は多くなります。汗でシャツが透けたりするのにフェチ心を揺さぶられる人も少なくないでしょう。大量に吹き出す汗でショーツまでベトベトになったりするのは、やはり夏の醍醐味と言えます。

ならば下着は夏が一番なのかというと、話はそう単純ではありません。確かに夏の熱気は強力ですが、女性もそれに対処すべく、薄着にしたり通気性の良い服を着てしまいます。さらに現在は電車でもコンビニでも冷房が効いている場合が多く、結果的には汗をかいても、早々に蒸発してしまう場合も少なくないのではないでしょうか。


それに対して冬は気温が低いので、気密性の高い、通気性の悪い服装が選ばれます。しかし実際の生活を考えると、外を歩く時はそれで良いのですが、例えばちょっと混んだ電車に乗ったり、暖房の効きすぎの職場で仕事をしたりすると、着込んでしまったのが裏目に出て、むしろ汗をかいてしまったりするでしょう。

そしてこの場合、服装の気密性が逆に働き、身体から吹き出して下着に染み込んだ汗がなかなか蒸発してくれません。服のなかで下着が汗や体温によって蒸される、中華料理で言うところの蒸(ヂョン)の状態になるわけです。ほかほかに蒸されたショーツや、湯気を立てている紺ハイソなどは正に幸せの象徴。頬擦りすることを想像しただけで顔もほころぶというものです。


ちょっと冬場に傾きかけてきましたが、しかし夏場だって負けてはおりません。汗の総量として考えるとやはり夏の方が圧倒的に多いはずであり、一度はその大量の汗を下着は吸い込んでいるのです。

となれば、水分が蒸発してしまっても、汗の中に含まれていた塩分などのエキスは下着の繊維中に凝縮されて残っているはず。いわば限界まで煮詰めたコンソメスープや、干して味を濃縮したアワビのようなもので、口に含んだ時の味の濃さは冬場の比ではないはず。

冷房の効果などで一時的に乾いてしまっていたとしても、それは水分のみを抜き出した、いわばフリーズドライのような状態と言えるわけで、水分を加えれば元通り。例えば宇宙船に持ち込むならばこっちの方が適しているでしょう。



色々と検討しているうちに、なんていうか下着にも夏には夏の、冬には冬の、それぞれ違う魅力があるということが分かってきました。ここで思い出すのが、魚の鰹です。「目には青葉 山ほととぎす 初がつお」と俳句に詠まれているように、鰹といえば初夏というイメージがあります。しかし実際には夏や秋の方が、脂が乗っていて美味しいというではありませんか。

だからといって、初夏に食べる初がつおを無下にするのは不粋というものです。実際の味も大切ですが、形式としての美しさ、楽しさを忘れてしまうのは寂しいことではありませんか。下着だってそうです。確かに夏の方が味は濃くなっているでしょう。しかし冬場の蒸された下着の嬉しさも素晴らしい。「どっちが一番」などと細かいことは考えず、おおらかな気持ちで季節ごとの下着を、ソックスを享受すれば良いのです。おお、誰も傷つかない素晴らしい結論が出ましたぞ。




あとは、どう下着を入手するかが大問題ですな





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