明後日もその次もカレー








4月12日

かなり前に、首輪を一日おきについていたりついていなかったりして、実はそっくりな猫が2匹いるのではという説が流れていた近所のノラ猫バイクですが、その後、毎日エサを食べに来る様子を見ると、やはり1匹だった様子。


となると一日おきにあったり無かったりした首輪の件は何だったのかという疑問が残りますが、まあ考えても分かることでもないですし、なんというかこういったミステリアスなところも猫の魅力だということで、あえて疑問のままにしておこうと思います。



さてそんなバイクなのですが、実は前々から僕自身の手で首輪をつけてやろうと考えていました。以前、首輪をつけておかないと保健所に連れて行かれたり、ノラということで猫嫌いの人からいじめられたりすることがあると聞いたのです。

僕は一人暮らしの上、急な泊まりも多い仕事なので、ペットを飼うということはできません。そんな僕がエサをやっているというだけで、ノラであるバイクに首輪をつけてしまって良いのか?ということも考えたのですが、首輪をつけていなくて、万が一にも保健所などに連れて行かれたらということを考えると怖くなります。今回は、飼い主ではありませんが、友達として首輪をプレゼントするということでなんとか勘弁してもらえないでしょうか。





しかし一番不安な点は、僕が突然首輪をつけようとして、バイクに嫌われてしまうのではないかということです。こちらとしては好意をもっているつもりの首輪でも、バイク本人にとってはうっとうしいだけの物にしかすぎないということは十分に考えられる。嫌がるバイクを無理矢理に押さえつけて首輪をつけてしまうようなことをしたら、確実に嫌われてしまうでしょう。



そこでせめて素早く、バイクにしんどい思いをさせずに首輪を装着できるように、足首を使って練習することにしました。





バイクの首と同じくらいの太さかと思って




近所のダイクマで売っていた首輪がワンタッチでつけれるものではなかったので、練習には気合いを入れなくてはいけません。バイクが嫌がらないように素早く!かつソフトに!いかにも自然に!ムードを壊さないように!行くとなったら躊躇(ちゅうちょ)するな!うん、なんだか昔、部屋で一人、コンドームをつける練習をしていた時も同じ事を言っていたな。



この首輪装着練習に土日を費やしまして。かなり腕が上達したころを見計らって、いよいよ本番です。ああああ緊張する。首輪なんか持ち出して嫌われないだろうか。二度と来てもらえないんじゃないだろうか。変態と思われるんじゃないだろうか。なんていうか、ごく普通につき合いだした女の子に対して、『首輪をつけて欲しいんだ』と告白する時はこんな気分に違いない。




夜中の0時ごろ。部屋の明かりに誘われてバイクがやって来ました。窓の外でゴロゴロと鳴いています。


よーしよーし。落ち着け。落ち着いてまずは頭をなでてやって、お互いにリラックスしたところで首輪を。素早く。ソフトに。自然に。ムードを壊さないように。躊躇(ちゅうちょ)せずに。










やりました!最後の留め具に納めるときに若干手間取ったものの、無事に装着完了。バイクもそれほど嫌がらずにいてくれて、エサも大量に食いました。その後も足下に頬ずりしてきてかわいいことこの上ない。うん、とりあえず嫌がってはいないようだな。なんだ、君もこういうのが好きだったのか。心配することなかった。












うん、なんか自信がつきました。僕って実は首輪上手だったんだ。テクニシャンだったんだ。これからはバイクだけではなく、女の子にどんどんと、手当りしだいに首輪をつけていこうと思います。素早く。ソフトに。自然に。ムードを壊さないように。躊躇(ちゅうちょ)せずに。へへへへ嫌がってるフリしやがって。実はお前も好きなんだろ?首輪に繋がれて肉奴隷として扱われたいんだろ?さあもう逃げられないぞ。今からお前は俺様のペットとして






間もなく僕には手錠がかけられそうです






4月8日

「日経キャラクターズ!」という雑誌をご存じでしょうか。「日経パソコン」や「日経ビジネス」などを出版している日経BP社が最近出版した雑誌です。


内容的にはアニメやゲーム、特撮に出てくるキャラクターに関しての情報が主だったものなんですが、大人向きのお堅い雑誌を出している出版社らしく、いわゆるアニメファン、ヲタク的な視点ではなく、キャラクタービジネスの視点からアニメを見ている雑誌でして。


アニメ好きな人というよりは、アニメで商売をしようとしている人向けの雑誌です。実際には、経済誌の一種と捕らえるべきでしょう。なので、アニメージュやニュータイプといったいわゆるアニメ雑誌とは内容がかなり違っています。



で、そのなかの特集で「女性キャラクターヒットまでの流れ」というものがありまして。公式ホームページで行われた、アニメ女性キャラクター人気投票の結果が載っていました。







順位
キャラクター名
得票数(%)
1
木之元桜(カードキャプターさくら)
22.8
2
綾波レイ(新世紀エヴァンゲリオン)
17.8
3
惣流・アスカ・ラングレー(新世紀エヴァンゲリオン)
15.3
4
ホシノ・ルリ(機動戦艦ナデシコ)
13
5
ベルダンディー(ああっ女神様っ)
12.7
6
榊さん(あずまんが大王)
12.1
7
森野苺(おねがいティーチャー)
11.6
8
朝倉音夢(D.C.〜ダ・カーポ)
10.2
9
ラクス・クライン(機動戦士ガンダムSEED)
10.2
10
風見みずほ(おねがいティーチャー)
10





1〜3位あたりは大御所であり、まあ妥当な線と言えるでしょう。しかし4位に入っているのがルリルリというのは正直驚きました。確かに良いキャラではありましたが、そこまでの人気だとは。(特に明記されていないので、いわゆるTV版ルリルリと艦長ルリルリの合わせ票である可能性があります)



最初に言ったとおり、この雑誌はアニメファンというよりは、グッズ等で商売をしようという人向けの雑誌です。アニメのことなどロクに知らないオヤジがこの結果を鵜呑みにして「ほう、今はルリというおなごが人気があるようじゃのう。よーしグッズを作って大儲けじゃ!がっはっは!」とか考えてしまう可能性は十分に考えられます。


しかし実際には、ナデシコなんてもう10年近く前に終了しているアニメです(最近劇場版のDVDが出ましたが)。にも関わらず、このアンケートのせいで新しいルリルリグッズが大量に作られてしまったらどうなってしまうんでしょう。今更のように等身大タペストリーとか(持ってます)交通安全ポスターとか(持ってます)が売り出されてしまったら。そんなことになってしまったら…。ああああ嬉しいー!買うー!買いまくるー!お金ならいくらでも出すー!!個人的にはTV版ルリルリの方が好きなのでよろしくー!!








けっこう有効なアンケートのようですな






4月5日

今年は花粉症が楽で助かりました。


『僕、花粉症なんですよ。意外とデリケートで…』みたいなことを言うと、決まって


『何がデリケートだ。バリケードみたいな顔して』


などと返してくる人がいます。『デリケート』→『バリケード』というシャレなわけですが、正直もう聞き飽きた感があります。

だからといって、デリケートという単語に対して、バリケード以外にうまいシャレが見つからないのも事実。そこで、ひとつ別の言い回しを考えてみました。



『花粉症なんですよ。僕ってけっこうデリケートでして』



『何がデリケートだ。女性のデリケートな部分みたいな顔して



どうでしょうか。言われた方もどう反応してよいのか微妙なあたりがちょっと新鮮なのでは。というか実際のところ意味がわからん。





意外と流行るかも





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