明後日もその次もカレー








7月30日

青い鳥

以前、キーホルダーに小型ペンライトをつけていました。もちろんこれは何かの拍子に女性のスカートの中に頭を突っ込む機会が訪れた時、中を照らし出せるように備えてのことです。

しかし実際にはそんな機会はなかなか訪れるものでもなく、待つ事数年、ペンライトもすっかりボロボロになってしまったのでいいかげん外してしまうことにしました。


しかしいざ外すとなると、ひょっとして急に女の子が現れて『ゴトウさんですね?申し訳ありませんがスカートの中に入り込んでいただけませんか?て、照らしていただけませんか?』とか言われたらどうしようという不安が襲ってきます。ペンライトを外した途端にそんなことがあったら悔やんでも悔やみ切れない。なんていうかこういう機会って、諦めた時に限ってやって来そうじゃないですか?

やはりペンライトを常備すべきか。だがペンライトを持っているということは諦めていないということでそんな時には機会は訪れないはず、だからといって外してしまうとそれはそれで機会が訪れても照らすことができない、しかし照らすためにライトを持つと…。ああああパラドックスだ。どうすれば。




そんな心労でボロボロになりながら電車に乗った時の話です。




僕のすぐ前に立っている中年サラリーマンが雑誌を読んでいました。ちゃんと確認できなかったんですけど週間実話とか週間現代とかそんな感じの雑誌です。

電車が混んでいて体が密着していたので、自然と雑誌の中身が目に入ってきました。その時に見えた雑誌の中の漫画がこんな感じの内容だったんです。


ごく普通の青年サラリーマンが、美人の女講師を目当てにして英会話スクールに通い出す。しかし通っているうちに、彼女には外人の旦那がいることが判明、意気消沈のまま夜道を歩いていると、その彼女が不良に絡まれている場面に遭遇する。

喧嘩などしたこともない青年だったが、勇気を振り絞り止めに入る。案の定ボコボコにされるが何とか彼女は守れた。お礼にとバーに行く二人、そこで彼女から外人である旦那の不満話を聞いたりしているうちにだんだんと親密になり、やがて二人は自然と体を重ねていくのだった…。



セリフとかもしっかり追えなかったのであらすじは適当なんですけど、気になったのがその二人のベッドシーンの描写です。いざ事に及ぼうと部屋の電気を消したその時、彼はおもむろに携帯電話を取り出しました。

男が携帯の電源を入れると、暗闇に液晶画面の光が浮かび上がります。彼はその携帯を手に、既に裸になってベッドに横たわっている彼女の股間に顔を寄せ、液晶の光で彼女の秘部を照らし始めたのです。暗闇の中で奥まで視姦されてしまった彼女は羞恥心で更に濡れてしまったということじゃ。




こ、これだ!




そう、例えペンライトが無くても携帯がある。普段は時計としか使っていないけど、いざと言う時にはこの携帯をライト代わりに使えばいいんだ。スカートの中で太ももにしがみついて儚げな布を照らし出せばいいんだ。ドテの陰影を観察すればいいんだ。ガーターのゴムを指先で引っ張って太ももにパチンパチン当てればいいんだ。


逆に言えば今までこの使い道を考え付かなかったのが恥ずかしいくらいです。そっか、道理でみんなペンライトを持っていないはずだ。携帯で代用していたんですね。今までは『みんなペンライトを持っていないようだけどいざという時にどうするつもりだ?…さてはそんな場面を想定していないんだな。ふふふどいつもこいつもバカな奴だ』などと考えていました。ごめんなさい。



探し続けた幸福の青い鳥は実は身近な所にいたというちょっと素敵なお話です。そういえばしゃがみ込んでロングスカートの中に入っている僕の姿はまるでスカートというかごの中に入っている鳥のようではないですか。暗闇を嫌がるというのも鳥の習性と相まってるしますますロマンティックな雰囲気に。よーしクチバシでつついちゃうぞ。口をとがらせて…ツンツン、ほらツンツンツン。おやこんなところにお豆が。そうらつんつn。






早くこんな機会来ないかな






7月25日

カレカレ(彼氏カレーの事情)

1ヵ月ほど前にバイクを盗まれて以来、電車で通勤しています。幸いなことに仕事が始まるのが10時とちょっと遅めなのでラッシュには遇わずに済んでいますし、車内で本が読めるのでこれはこれで。


ただやはり数年間のバイク通勤に慣れている身としては不自由に感じてしまう点も多いです。ちょっとした買い物に中野や新宿に行きたくても電車では面倒くさいと感じてしまいますし終電の時間を気にしないといけない等々。



中でも一番困っているのがココイチに関してです。



会社や自宅の近所に店鋪が無い僕が平日にバイク無しでココイチに行こうと思ったら、会社帰りの電車を利用するしかありません。本来は会社から自宅まで地下鉄1本で帰れるんですけど、それをわざわざ途中下車してココイチへ。なんか妙な事になってるなあ。



それでもまだ途中下車すれば行けるというなら良かったんですが、最近事情が変わってきました。というのは、ここ1週間ほど仕事が立て込んでいまして毎晩終電で帰っているんです。終電では途中下車するわけにいかないじゃないですか。


以前は帰宅が夜中の1時や2時になっても、深夜営業しているココイチにバイクで行く事ができました。おかげで週に3回は通えていたココイチに、この一ヵ月はせいぜい5回くらいしか行っていません。しかもこの忙しい状態はまだしばらく続くっぽいんです。何とかしないと。





そこで考えました。





夜がだめなら朝だ。





今までは会社からの帰り電車を途中下車してココイチに行こうとしていました。これだとどうしても仕事の状況に左右されてしまい、今回のような事態を招きがちです。ならば発想を変えて、朝に1時間早く家を出て途中下車してココイチでカレーを食べて、その後で会社に行けばいいという作戦。


これイケそうじゃないですか?ほら、早朝にスポーツジムに寄って軽く運動してリフレッシュしてから会社に行くというオシャレなビジネススタイルあるじゃないですか。あれと同じですよ。仕事前に8辛で一汗かいてリフレッシュ(シャワー無し)。朝からカツチーズカレー大盛り。うん、これって流行るかも。アンアンやSPA!の見出しに『もう朝マックしてる場合じゃない、これからは朝ココだ!』て感じで。




問題は11:00〜というココイチの営業時間です(24時間営業の店鋪もあるがやはり数が少ない)






7月20日

あつくなってきました。

前々から『夏は女の子が薄着になって嬉しい』という言葉に何か不自然なものを感じていました。もちろんこれは僕が個人的にコスプレが好きで、『薄着』というものを単純に喜べないというというのが第一の理由です。

しかしよくよく考えてみると、僕は脚フェチでもあるんです。もちろん夏の定番であるミニスカートは大歓迎ですし、サンダルの先から飛び出している指だってしゃぶりたいんです。舌を絡めたいんです。薄着が嬉しいというわけではないけど、脚が露出されるという点から考えれば夏の衣装は歓迎すべきもののはず。


僕が『夏は女の子が薄着になって嬉しい』という言葉に不自然さを感じるのは嗜好の問題ではないのかもしれません。むしろその言葉の空々しさ、『本当に女の子は薄着になっているのか?』という疑問を持っているからなのではないでしょうか。なんというか実際問題、薄着の女の子を見た覚えがないんですよ。


考えてみたら夏も冬もずっと会社の中、休日は家の中にいるのですから、街を歩いている女の子の衣服の変化が分かるわけがありません。通勤中は通勤中でずっとうつむいてますし。


アニメの女の子の衣装は季節が関係なかったり、現実に関係なく真夏に冬の話をしたりして実際の季節とリンクしていない場合が多いんです。これでは季節を感じる事などできません。最近の野菜は季節を感じさせないとか言われますがそれは僕にも言えていたわけです。(すいません例え下手で)


日本は季節による温度の変化が激しく、そのぶん四季が美しい国だと教わりました。美しい季節を感じるためにも外出しなくてはもったいない。よーし夏らしさを感じるために外出するぞ!!


と張り切ったものの外出先が秋葉原では。女の子の姿はほとんど見当たらず、夏らしい風景といえば僕と同じような雰囲気を持った男のTシャツの脇や首筋にできる汗の染みくらいです。しかも昼食にココイチでカレーを食べて水を飲みまくったせいで更に膨大な量の汗をかいて大変な事に。目を開けているのもしんどい始末。うげー暑苦しい(僕が)


同じシミでも女の子のパンティにできたシミは嬉しいのに自分のTシャツの脇にできたシミは悲しい、いやむしろ腹立たしい。どちらも『恥ずかしいシミ』という点では同じはずなのになんだこの違いは。


でも下着フェチの男がいるように、実は脇のシミフェチの女の子とかいるのかな。ヤフオクで『恥ずかしいシミ付きTシャツ。もう3日も着用してま〜す*^o^*洗わないで送ってあげるね!』とかしたら意外と人気が出たりしてうふふふ。郵送する時に汗の染み込んだ靴下もおまけにつけてあげれば『迅速に対応して頂けました。おまけも嬉しかったです』て感じで『非常に良い』の評価が次々と次々と




夏らしくなってきました(僕の頭が)





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