2012年夏:新アニメ1話感想


■トータル・イクリプス

個人的期待度…★★★
圧倒的じゃないか!(敵が)度…★★★☆

美少女SFミリタリーものとでもいうべきか。地球外生物ベータってのと戦うためにロボットに乗り込む軍事学校みたいなのに通ってる女の子たち。ちゃんと死んだりして、世界観としてはハード。
作画もちゃんとしてて、女の子も肉感的でエロい。特にメカは重厚的で「マブラブ」っぽいなーと思ったら、まさにマブラブのスピンオフだった。てことは実際には壮大な設定やストーリーがあって…ってことか。それはそれでいいんだけど、ちょっとファン向けっぽい印象を感じてしまった。



■人類は衰退しました

個人的期待度…★★★☆
中原麻衣さんがいい味度…★★★★★

またえらい尖ったタイトルだなーと思いつつ見てみたら、ちびっこい妖精がいっぱい出てくるファンタジー世界が展開されてて驚いた。どうやら人類の科学文明が衰退。妖精たちが「新人類」となった世界での話らしい。とは言っても、妖精さんたちによる人類討伐…とかそんなのは無くて、色々と牧歌的。
…と、見た目こそほのぼのしてるんだけど、やってることはすっごくシニカル。お役所仕事の無力感とか、会議のグダグダ具合とか、「人類は衰退すべくして衰退してる」って感もある。色々と不思議な作品で、どうなるか気になるな。監督が岸誠二ってことでOPはおなじみのダンスだけど、妖精が多すぎてちょっと怖いぞ。



■アルカナ・ファミリア

個人的期待度…★★☆
イケメンいっぱい度…★★★

マフィアのファミリーにタロットに超能力、でーヤンチャ系とクール系の美形さんが守ってくれるって、女の子の好きな要素いっぱーい。まーとりあえずフェリチータちゃんの足が良いので今後も確実に見ます。



■超訳百人一首 うた恋

個人的期待度…★★★
なにげに楽しい度…★★★★

百人一首をテーマに、オムニバスストーリーが毎回進むらしい。在原業平のプレイボーイっぷりとか、絵柄的には女性向けだな。
歌や人物設定を新しく解釈したしたifストーリーなんだろうけど、正直、百人一首も和歌も全く分からないので、細かい機微とか意味を感じ取れなくて、もったいない気はする。知ってる人は「そんな解釈しちゃうかー」てのが楽しいんだろーなー。



■ゆるゆり♪♪

個人的期待度…★★★★
ひまさく推し度…★★★★★★☆

みんな大好き「ゆるゆり」の二期が早くも登場。なんかスタッフもいかにも乗ってる感じで、キャラが魅力的に描かれている。あかりの妄想とか最初から分かってて「どんだけやるんだ」ってので笑っちゃうもんなーズルいよなー櫻子可愛いよなー。



■DOG DAYS'

個人的期待度…★★☆
主人公モテすぎ度…★★★

「なのは」スタッフによる、美少女いっぱいのアクションファンタジー二期。前作で異世界に召喚されて、また戻ってきた勇者がどうやって再度異世界に行くのか…ってー普通に来ちゃったよ。しかも美少女いっぱいでモテモテになってた世界に現実世界の女を連れ込むって何という勇者だ。二重の意味で。
スポーツチャンバラならぬスポーツ戦争で、好き勝手名乗ったり必殺技を出して楽しんでるみなさんを温かい目で見ればいいんじゃないでしょうか。



■ソードアートオンライン

個人的期待度…★★★★
戦略期待度…★★★★

いわゆるネットゲームもの。MMORPG世界に閉じ込められたプレイヤー達が、脱出すべく塔の攻略をさせられる。強引にゲームを止めようとすると現実世界で死んじゃうとか、雰囲気含めかなりハード。
かなりひねった設定だけど、「世界の中で限られた経験値を効率よく稼ぐために、他のキャラより先に隣町に行く」といった、ゲーム世界ならではの戦略が面白い。主人公もヘタレ系ではないようでとりあえずは。
でーここまで書いてwikiで調べたら、これ原作が「アクセルワールド」と同じ人なのね。むしろ執筆はこちらの方が先だったとか。ほほう。



■ココロコネクト

個人的期待度…★★★
もうちょっと特長が欲しい度…★★

ラノベ原作の学園青春アニメで、ハルヒ的なサークルもの。女の子はなかなかに可愛い。とりあえず内面が入れ替わったりといった事件が起きてるけど、今後どうなるかは不明。ヒロインは家庭にちょっと問題あるようだけどアホ可愛い。
清潔感のある絵柄で、とりあえず全体的に堅実に作ってある感じ。



■はぐれ勇者の鬼畜美学

個人的期待度…★★
普通に強すぎ度…★★★★

正統派中世っぽファンタジーの世界から始まったと思ったら、すでに主人公が魔王を倒したとやらで、すぐに近未来世界に戻ってきた。なんだなんだと思ったら、異世界に召還され、特殊能力を持って帰ってきた連中による学園バトルものっていう世界観らしい。「異世界に召還されて勇者になる」っつー王道ファンタジーものをカウンターしたような設定だけど、いまのところは結局のところ能力ものだな。
最初から俺様主人公のあまりの最強っぷりに、絶対に夢オチだろうと身構えていたのにそのまんま行ったか。それなりにエロいんだけど、なんかこうぐっと来ないな。



■うぽって!!

個人的期待度…★★
太いな度…★★★★★

逆から読むと「てっぽう」てことで、銃を擬人化したヒロインたちの、ちょいエロほのぼの学園ものか。…とりあえず、みんな太くね?
銃器ならではの特長を活かして設定作りをしているようだけど、こっちが浅学ってことで正直ぜんぜん分からなかった。セーラーは紺色でスカートはモスグリーンてのはミリタリーカラーからなんだろうけど、なんか揃えて欲しいな。あとTバックは個人的にはマイナス評価です。



■貧乏神が!

個人的期待度…★★★
いいコンビ度…★★★★☆

ジャンプSQ連載中漫画原作の、ハイテンションギャグ。とにかく超ラッキーな女子高生の元に、女子貧乏神がやってくるっていうドタバタ。二人とも性格ひん曲がってはいるんだけど、落としどころは漫画としてちゃんとしてるのはいい感じだった。ドラゴンボールとか地獄のミサワとかのパロディがすいぶん大胆に入るなーと思ったら、スタッフが「銀魂」の人らしくて色々と納得。



■もやしもん リターンズ

個人的期待度…★★☆
いまひとつ乗れない度…★★★

ノイタミナその1は「もやしもん」の二期。なんか実写だの色々やってたんで、二期というべきか何なのか。まーとりあえず続き。よく出来てはいるんだけど、個人的に「もやしもん」自体に乗り損ねちゃってるんだよなー。



■夏雪ランデブー

個人的期待度…★★★☆
大人度…★★★★

ノイタミナその2。「夏色キセキ」に似たタイトルだけど、もっと大人向け。花屋を営む未亡人に惚れ込んでバイトとして入り込む青年と、幽霊になってこっそり見守っている元旦那との三角関係ものか。いわゆる萌えとか美少女という言葉とは縁遠いデザインのヒロインが、気づかないところでイケメン二人に取り合いされてるってのは、ある意味ドリームだな。他には無い感じの作品なので、のめり込むような展開になってくれたら。



■境界線上のホライゾン2

個人的期待度…★★★
見てるだけ度…★★★

で相変わらず何やってるか分かんない!キャラの設定とか覚えきれない!まー細かいことは置いておいて、とにかくカッコいい戦闘シーンを楽しめば良いっていうファイブスター方式で見るしかないか。にしてもキャラが多すぎて一人当たりの描写が少ないもんだから、贔屓を見つけられないのが辛い。



■カンピオーネ!

個人的期待度…★★☆
恥ずかし楽し度…★★★

考古学者である祖父が残した石版が元で美少女と知り合って神を倒す戦いに参加することに…という、正直、今どき恥ずかしい設定を堂々とやってしまう男らしさに逆に好感触。これから様々な美少女と縁を持ちつつ、神々と戦うのだ!っぽい。お、おう。



■恋と選挙とチョコレート

個人的期待度…★★
なんだハーレムか度…★★★★☆
ロゴのスマートさから、もうちょっとしっとりした話かなーと予想してたんだけど、いざ見てみたらバカテス的なドタバタ学園ラブコメだった。入りはかなりショッキングだったので、まだ隠し球はありそうだけど。
女の子は可愛いけど、まだ設定が見えただけって感じ。パンチラは見えなかったけど。



■TARI TARI

個人的期待度…★★★
先生エロくて…僕は…!!度…★★★
「いろは」「turue tears」といったドロドロした女性でお馴染みのP.A.WORKS。でも今回は岡田マリーが参加してないようだし、ドロドロしてなさそ…ってやっぱりなんかドロってるー!
元気印の空回りとか、個人レベルだけど重要な問題とか、どうにも見ててムズ痒い。なんか今回もハラハラというよりはモニョモニョさせられそーだなー。作画は相変わらず綺麗で、欲求不満っぽい先生がエロくて良かった。



■だから僕は、Hができない。

個人的期待度…★★
おっぱいファンタジー枠度…★★★★
ポジティブスケベな主人公が、魔界の名門一族の娘のしもべになって…って、ハイスクールD&何だってくらい似てるな。いわゆるお色気枠だけど、おっぱいや尻ではなく陰毛萌えというのは珍しい。エロゲとかだとパイパンも多いしねー。個人的にはうっすら生えてて欲しい。



■じょしらく

個人的期待度…★★★☆
花火やってー度…★★★★★
落語系女子ものか。落語大好きなので期待…と思いきや、原作が久米田康治ってことで、「絶望先生」のようなノリの時事ネタギャグに終始。
落語はほぼ関係ないんだけど、OPで手寅が苦来を背後から抱きかかえて踊ってるのって、「らくだ」の「死体にかんかんのうを踊らせる」ってのの再現? なにげに作画も丁寧で、EDとかデフォルメキャラなのに踊りまくってて可愛かった。



■探検ドリランド

個人的期待度…★
戦コレはじめちゃった度…★★★★★
まーとにかく「ドリランド」って単語だけで、なんかいまひとつ入り込めないイメージがついちゃってる。確実に打ちすぎているCMのせいだけど。
正統派というか、何のひねりもない剣と魔法のファンタジー世界で冒険が繰り広げられるらしい。それはいいんだけど、キャラがデフォルメきついもんで、どうにもアニメ全体がお子様向けっぽい雰囲気になっちゃってる。でも放送してるのは深夜だし、ターゲットはドリランドを遊べる、つまり携帯を持てるような大人で、どうにもそこらへんがチグハグになってる気がしてしょうがない。こりゃー切りかなーと思いつつ、戦国コレクションみたく変に化ける可能性も無くはないので切れないのよねー。あと師匠の声が野沢雅子なんだけど、なんか別格の強さをイメージしちゃうな。



■この中に1人、妹がいる!

個人的期待度…★★★
タイトルすごいな度…★★★★
タイトルからして「なんだそりゃ」という、いかにもな今どきのラノベなんだけど、親の急死で巨大グループ企業の総裁になることになった高校生が、生き別れだった妹を探すって話で、確かにタイトルに偽りなしで感心。多少ミステリー風味もあって、単なる学園ラブコメよりはフックが感じられた。
この手の主人公がモテまくるってのはまーお約束ではあるけど、にしてもいきなりキスをせがんだりツボを抑えた贈り物をしてきたりと、ヒロインたちの肉食っぷりが凄い。俺もあんなふうにせがまれたら自制がきかないよなー。現実にはないだろうけどなー(チラッチラッ)



■輪廻のラグランジェ season2

個人的期待度…★★★
さっそく名物狙いハンバーガーが度…★★
作から当然のような続編。まー諸々解決してなかったし。というわけでストーリーもその後からすぐからか。前作で敵だった宇宙人たちが地球に馴染んでる姿は嬉しくなるな。
一期の続きとは言っても、それぞれ入り組んだ事情を抱えているようで、そこらへんが楽しみか。基本ほのぼのから悲劇への展開は、ナデシコTV版から劇場版への流れを思い出すな。
オタ目線だと、やりすぎな聖地売りが引っかかる流れもあるけど、美少女熱血とかロボSFとか百合とか色々と要素は入ってるので期待してこー。



■薄桜鬼 黎明録

個人的期待度…★★★
男ばっかー度…★★
なにげにドリーム系のドル箱になっていた薄桜鬼の三期。え?でも前作でほぼ終わったんじゃ…?と思ったら「黎明録」ってことで過去話か。
基本ベースは新撰組ってことでだいたい結末の予想はできるんだけど、FATE ZEROも面白かったしこれはこれで期待…って、あーそっか。時系列的に千鶴は出てこないのか。



■織田信奈の野望

個人的期待度…★★★★
妙に作画がいい。可愛い。まいった度…★★
織田信長女性化多いな。海外ではナポレオンとかチンギスハーンとか女性化してるんだろうかしらん。
戦国時代にタイムスリップした高校生が、戦死した木下藤吉郎に成り代わって美少女信長ならぬ信奈に仕えるって話。主人公が堂々と未来人を名乗ってるのは面白いな。 とにかく作画クオリティが異様に高くて、画面を見てるだけで楽しい…と思ったら、スタジオ五組とマッドハウスか。力入ってるようで期待できるな。