■聖闘士星矢Ω 個人的期待度…★★☆ ヒドラさんに期待度…★★ 星矢の新作アニメ。漫画では色々と外伝が展開しているようだけど、これはアニメオリジナルなのかな。 ストーリーとしては本家星矢のちょっと後の時代。アテナさんとかシャイナさんとか出てきて新人聖闘士を鍛える…とは言っても、結局のところ星矢のラストってどうなってるか覚えてないというか、北欧神話編だのスチールセイントだのなんだかんだあってよく分かってない。どっかにまとめサイトとかないのかしら。 でー今回のアニメとしては、なんと言っても「どれみ」「ハートキャッチプリキュア」「キャシャーンsin」の馬越さんがキャラデザ＆作画監督ってのがポイント。可愛いながらもケレン味のある漫画的な動きで、流星拳なんかはハトプリの女神様パンチを思い出した。どこか暗い雰囲気ってのも馬越世界っぽいな。 にしても日曜朝で、親子で楽しめるセンを狙ってるんだろうけど、いくらなんでも6：30は早過ぎないすかー。 ■宇宙兄弟 個人的期待度…★★★★ 脱出ゲーム行くよ度…★★★★★ 見るからに大人で硬派なストーリーを予想していたんで、いきなりのUFO登場にはちょっと驚いた。さすがにそっち方向には行かずに説明があるんだろうけど。 安心できる絵柄で、子どもの頃の約束、デキる弟にダメな兄、家族愛と、手駒はばっちり固められてて、まあ外さない作りになってるという印象。こちらも日曜朝7：00とちょっと早めの時間帯。NHKの夕方でぜんぜん行けると思うんだけど。 ただ、すでに決まっている実写映画化や、個人的に最近ハマってる「リアル脱出ゲーム」とのコラボもあったりと、とにかく「名作に仕上げているんだろうなー」って意識がこっち側にもあるんで、無意識の安心感から評価が甘くなっちゃうのはズルいっちゃーズルい。もちろんそれはこっちの問題であって、純粋に以降が楽しみなのは間違いないけど。 ■君と僕。2幕 個人的期待度…☆ みんな精子薄そう度…★★ 「合わない…」と思いつつ一応最後まで見た前作から特に変わらずの二期。つまり今回も空気が肌に合わない。いっそBLなら「あらあら」て感じでそういうモードで見れるんだけど。なんかこう。なんかこう。 ■これはゾンビですか？of the dead 個人的期待度…★★★ 結局何がしたいのかよく分からない度…★★★★ ラノベ原作の学園ファンタジーバトルもの。可愛い女の子いっぱいのパーレムもので、すごく今の流行っぽい作り。前期では終盤のシリアスでよく分からなくなって、最後の水着回が一番楽しかった印象が。でー二期としてはとりあえずドタバタをやってくれるようで一安心。終盤にまたシリアスやるんだろうけど…。あと「主人公男子が魔法少女コス」ってのは何度も引っ張るほどのネタでもないと思う。 ■LUPIN the Third 峰不二子という女 個人的期待度…★★★★☆ 荒い線がステキ度…★★★★★ ルパン三世40周年記念作品だそうで。公式サイトからしてスタイリッシュだ。ルパンに関しては世代的にテレビシリーズは普通に見てて、原作はちょっとだけ覗いた程度。カリ城信者で、最近のテレビスペシャルは全然見てません。 ストーリー的には一話完結で、不二子を軸にしたテレビシリーズの前日譚なのかな？かなり気合いの入った作りになっていて、画面作りもいちいちカッコいい。柔らかい鉛筆で書いたような荒々しいタッチにテンション上がる。個人的に乳首には思い入れがないんですけど（キリッ）全編を通してのエロい雰囲気は実によろしいですね。週一回のお楽しみとして大事に見ていきたい感じ。 ■めだかボックス 個人的期待度…★★☆ 後半に期待度…★★★ 「化物語」シリーズの西尾維新が原作を手がけるジャンプ漫画のアニメ化。原作は未読だけど、ネットでちょくちょく名前を見かけるので人気あるんだろうなーという印象。ただ個人的に最近のジャンプアニメは基本女子向けっぽくて、いまひとつ入り込めないものが多かったので、これはどんなもんかなと思ってたんだけど。 セリフ廻しとかは西尾維新っぽいというかラノベっぽい言い回しで、あーなるほどと思ったものの、なんつーかアニメとしてのクオリティが、悪いとは言わないけど、シャフトのエッジの利きすぎた画面に比べると普通。青髪に胸出しすぎのデザインも「オタク好きな要素を詰め込んだ」って感じがして、なんか村上隆のような押しつけを感じなくもない。 深夜にやってるのでとりあえずは見るけど、夕方だったら危なかったかも。原作派によると、どうやら序盤はいまひとつで、ある程度進むと一気に面白くなるとか。期待しちゃっていいのねー？ ■しろくまカフェ 個人的期待度…★★★ 腐養成？度…★★★★☆ 夕方アニメ。正直最初は「まあこの時間の放送ってことはお子様向けだろうし、一応確認のためだけに見ておくか」と思っていたんですけど。アニメを流しつつ何気なく見た公式サイトのスタッフ、脚本に「横手美智子」「吉田玲子」の名前を見つけて「え？」となる。特撮や「けいおん！」でメインを張る人らが…？ でー内容はというと、動物と人間が共存する世界でのほのぼのギャグ。なんだけど、この時間から予想される子供っぽさが全然感じられない。主人公のパンダはニートで、親にバイトしろと叱られたり。作画のセンスの良さ、ゆったりとした空気、オヤジギャグも含めて、全体的に大人な雰囲気だ。ノイタミナでも納得する。 それでもって一番驚いたのがEDのキャスト。櫻井、福山、神谷、小野…と、いわゆるアイドル的な人気男性声優が並ぶ並ぶ。深夜なら確実にBL系アニメだと判断するメンツ。ななななにこれ？力入ってる？ むかーし放送してた「ヨーヨーの猫つまみ」ってアニメで、巨大な猫が経営するバーの話で、バーテンであるヨーヨーって猫の声が大塚明夫でめちゃ渋だったのを思い出した。あっちは大人の雰囲気だったけど。というわけで、いわゆる声オタな女子の方はお見逃しのなきよう。 ■GON 個人的期待度…★★ ピクサーかと思った度…★★★★ えー！ゴンって、ずいぶん前にモーニングで連載してた漫画だよね？なんで今更アニメ化？と思ってwikiを見たら、セリフの無い漫画ってことで海外で出版されて、かなり評価されてるらしい。へー。 とは言っても原作はほとんど読んだことがなくて、小さな恐竜のゴンが、ひたすら走り回ったり食べたりするって印象しかない。 でーアニメを見てみたら、フルCGで妙にクオリティが高い本格的な作り。えーなにこれ？と思ったら、韓国との共同制作らしい。はー。 とりあえず今回はゴン登場で、森の動物たちとドタバタするばっかり。ここらへんのキャラの描写が魅力で、なんだかんだで子供が喜ぶ作りになっているっちゃーなってる。 正直、今後も見ていくかというと、忙しさ次第ではあるんだけど、昔原作を読んでいた人は確認してみてもいいと思う。ただなにぶん僕が原作未読なんで「原作と違う！」てなったらごめん。 ■あらしのよるに 個人的期待度…★★★ もうちょっと可愛くして欲しかった度…★★★ これって、ちょっと前に劇場版でやってたよね？のテレビアニメ化。これまたCGアニメで、スタッフには外人名が並んでた。 大元の原作は絵本てことで、かなり子供向け色は強い…んだけど、ドラマとしてはかなりシリアス。嵐の夜、暗がりで相手の姿が見えないまま語り合う狼とヤギが勘違いのまま友達になっていく。完全に「狼はヤギを食べる」世界なので、見てる方はハラハラだ。「火の鳥」で、ロボットが人間に見えてしまい、愛を育てていく話のハラハラ感を思い出す。 …と思ったら、正体がバレても結構あっさり友達になってた。あ、なんだ、平気なの？ ただ、そこまでほのぼのだけでもなくて、やはり「食べたい」という狼の欲求や、「お互いの種族にバレたら大変」みたいな伏線が張られてて、今後のしんどそうな展開も予想される。うーんなんか続きを見たくなっちゃったぞ。 ■緋色の欠片 個人的期待度…★☆ 封魔お疲れさまです度…★★★★★ 田舎で唐突に巫女に祭り上げられた女子高生、それを守護する家系という美形男子らという、いわゆるドリーム系の怪奇もの。世界を滅ぼすと言われている「鬼斬丸」なる刀とか玉依姫とか出てきて、まーそういうアニメ。とりあえず現地点ではドリーム系フォーマットの説明がされてるだけで特に引っかからなかったなー。 ■ZETMAN 個人的期待度…★★★ ダークヒーロー流行ってますね度…★★★ 桂正和原作のヒーローもの。ではあるが、ウイングマンともタイバニとも違う、ダークでピカレスクなイメージ。育ての親であるホームレスを殺され、キャバ譲に拾われて…というかなり重い展開。これはこれでアリなんだけど、桂正和最大の武器であるパンチラはどうなる？一応友人兼ライバルの妹がいるけど、なんかパンチラでボッキーンて雰囲気じゃないんよなー。 ■戦国コレクション 個人的期待度…★★☆ たぶん超展開度…★★★★ タイトルと、「信長が女の子に！」という事前番宣情報で、完全に「戦国乙女」と同じじゃん！と思っていたんだけど、いざフタを開けたら女の子の信長が現代にやってきてしまうという展開だった。そうきたか。 なんか全体的に洗練されていない、ちょっと古い感覚があって、つまり「セイントオクトーバー」「極上生徒会」の流れを汲むコナミアニメの系譜なわけだな。 ちなみに原作はソーシャルゲームというちょっと変わり種。ほほう…と思ってゲームのサイトを見てみたんだけど、女の子はいいとして、モロに腐向けのキラキラ美形男子もいるみたい。画風違いすぎ！ ■あっちこっち 個人的期待度…★★★ キャラに既視感度…★★★★ 今期の四コマ枠。きらら的にデフォルメされたキャラはこれといった特長はないけど可愛い。アイキャッチなどもなんか小奇麗でセンスを感じる。…ものの、ストーリーはほとんど無し。朴念仁の伊御くんにキュンキュンしてる主人公つみきを見てるだけ。 しかし冷静に考えると、最近は男の影を極力排除した百合ものが多い中、普通に男子がいるどころか、明確に恋愛感情を持っている主人公というのはなにげに珍しいかも。 まだ伊御くんの魅力、「なぜ惚れられるか」というポイントが全く見えてこないので、つみきの感情に同調できないのが辛い。そこが納得できれば一気に入り込めるような気がする。ちなみに最近のアニメで「こいつはモテても納得」と思ったのは、ペルソナ4のシスコン番長さんです。 ■夏色キセキ 個人的期待度…★★★ 美味しいとこ取り度…★★★ でーこっちは男の影を排除した方。けいおん！から続く女子グループもの、背景も丁寧に描かれているんだけど、なんか最近は強引に聖地を作るのがブームみたいになってて、むしろ引っかかるようになってしまった（ちなみに静岡の下田だそうです）。メイン4人はスフィアが声を当てていて、なんか要素的に色々と固めている感がすごい。 ただ、単にまったり日常を描写するだけではなく、仲良し四人グループの一人の引っ越し＆転校が決まり…というかなり重大な事件からのスタートで、終着点に向けてのドラマが展開される。「不思議な力」とかも出てくるんだけど、気持ちいい終わり方を期待。 ■さんかれあ 個人的期待度…★★★☆ 男ネコミミイラッ度…★★★ ケンコー全裸系水泳部描いてた人か。線が落ち着いていい感じすね。 それはそれとしてゾンビ恋愛ものという、漫画らしい設定に安心する。 暗めじとっとした雰囲気でありながら、どこかスマートな印象を受ける。とにかくポップで賑やかな「これゾン」とは対照的だ。主人公が天然ネコミミ男子で今のところ好感度は低いんだけど、ヒロインがエロ可愛いのが大変よろしいと思います。 ■アクセル・ワールド 個人的期待度…★★★★ 少年マンガ展開希望度…★★★★☆ ラノベがかなり売れているようで、先行上映などもやってた期待作。主人公がチビデブのいわゆる肉丸くん体型だ。 小デブでありながら天才肌だった肉丸くんに対してこちらはイジメられっ子で、性格もウジウジしている。ネット内でのミニゲームが唯一の取り柄である彼が学校のマドンナに呼び出されて…というのはオタク少年のドリームまんまではあるけど、このウジウジしてた彼が一念発起して踏ん張るところを想像するとちょっとタギるな。マドンナも可愛いだけじゃなく一筋縄ではいかなそうで魅力的。 世界観としては近未来学園を舞台に、ネット世界（っぽい異世界？）でのアバター同士のバトルを描くものらしい。ヒロインも可愛く、作画も気合いが入った感じ。バトルものとして普通に期待したい。 ■ジュエルペットきら☆デコッ！ 個人的期待度…★★★ 長丁場お付き合い度…★★★ すでに子ども向けカオスアニメ枠を確立しているこの時間帯。前期のサンシャシンは相当凄くて何度も笑わせられたんだけど、長過ぎることもあってあまり見てもらえてないのが惜しい。 でー今回もジュエペシリーズ。人間がそれなりに普通の存在だった前作から、今回は基本的に人間は異世界の存在って世界のようだ。まー4クールだし、ゆっくり見るか…と思ってたら、気弱でマジメっ子だったユニコーンがいきなり性格が180度変わっていて動揺した。これもスターシステムっつーんかな。 ■Fate/Zero 2ndシーズン 個人的期待度…★★★★☆ ちょっと別格度…★★ ライダー、キャスターという魅力的なキャラがやはり強い。すでに「化物語」シリーズ同様、他のアニメから一歩上のステージにいる感じ。まあみんな見てるっしょー。 ■謎の彼女X 個人的期待度…★★★★☆ これは！ここここれは！度…★★★★★★★★★★ 絵柄は古い印象があるものの、内容は相当にぶっ飛んでる…というかエグい。「少女の唾液を舐める」ってなかなかにフェチ度が高い行為だけど、それをオーバーすぎずに展開させているところに、より深淵なものを感じる。 よりエロく行けば「ナナとカオル」「すんドめ」、トラウマ方面に行けば「月光の囁き」になるところを、甘酸っぱい青春純愛ものに持っていくバランス感が素晴らしい。全体に流れるSF感や漫画らしい絵柄に、どこかあずまひでおを連想した。今期の主人公で羨ましい度ダントツ。圧勝。 ■咲 阿知賀編 episode of side-A 個人的期待度…★★★★ キャラの見分けが…度…★★★★★ 「よいGONZO」の名作だった「咲」の外伝的な話。今回も前作と同じくスタジオ五組なんで、エロい作画は期待通り。百合ん百合んな雰囲気もそのまんま。今回の主人公はアッパー系か。 前作もドラマとしては特に入れ込まなかったんだけど、オーバーなエフェクトを利かせまくりな打牌に、なぜか持っている超能力の利かせ合いという、麻雀というよりは麻雀ゲームの世界での無茶な闘牌シーンが良かった。今作もどんな能力が出てくるか楽しみ。OPですでに既存のキャラが出てて、彼女らの出番も期待。 ■這いよれ！ニャル子さん 個人的期待度…★★★★ もっと精進します度…★★★★★★ ラブクラフトは中学生の頃にちょっとだけ読んだはずだけど、全然覚えてない。あとTPRGはD&Dとトラベラー派だったので…。 まーそれはそれとして、異形の神が萌えキャラになっちゃった！のニャル子さん。設定はぶっ飛んでるものの、本編はオタ好きな要素を集めて暴れ回ってるだけの印象。「アザゼルさん」のような、設定を活かした異形神ギャグを展開するのかと思ったんだけど、むしろ「ドクロちゃん」「大魔法峠」あたりの方が近い印象。 まー今後もキャラが増えていくようだし、そこらへんの設定を活かしたギャグもこれからか。作画は良好で、ニャル子さんがエロ可愛い。細かいことは考えず、テンションを楽しむのが正しい見方か。 ■鷹の爪NEO 個人的期待度…★★★ 好きなのよ度…★★ NHKで放送中。島耕作やテルマエ・ロマエなどもいいけど、やっぱ鷹の爪が一番しっくりくるなー。 ■ヨルムンガルド 個人的期待度…★★★☆ まつげ凍ってるのかと思った度…★★ 武器商人チームにやってきたクール系少年兵を軸に、銃撃しまくりなハードなドラマが展開されるっぽい。この設定でBLACK LAGOONと比較されるのはしょうがないとは思うけど、もうちょっとばかりマンガっぽいかな。 狙撃、情報収集、交渉等々、色んなスキルを持った連中が集まっているというパーティー的な面白さが期待できる。あと白髪はいいんだけど、白い色を表現するのに妙にまつ毛が太くなってるのに若干の違和感が。 ■黄昏乙女×アムネジア 個人的期待度…★★★☆ 世代的にはブレザーにときめくんだけど度…★★ クラシカルな黒髪ロングのセーラーで、「ほほう」とか思ってたけど幽霊ものでしたか。それはそれで。 とりあえず一話は、幽霊が見えない人間と、見える人間との2視点での繰り返しという仕掛けが面白かった。その分ストーリー展開は半分になるわけで、内容としてはほぼ何も進んでいないんだけど、妙に性的でお茶目な幽霊の夕子さんの魅力はばっちり出ていたと思う。公式サイトで漫画の一話が読めたので見てみたけど、今後は夕子さんの死因についての話になるのかな？ ■黒子のバスケ 個人的期待度…★★★ ミュージカルになりそう度…★★★★★★ ジャンプ連載中のバスケ漫画。非常にほもほもしい。 ヤンキー系高身長と、クール系低身長のバディものなのかな？主人公が存在感のなさを活かして素早いパスワークで試合を組み立てるという仕掛けは面白いんだけど、ちょっとやりすぎて超能力っぽさを感じなくもない。そういう意味ではスラムダンクよりはテニプリのバスケ版という考え方をした方がよさそう。 全然悪くはないんだけど、なにげに数が多い今期に追いかけられるかはちと怪しい。 ■坂道のアポロン 個人的期待度…★★★★☆ クラシカルホモ度…★★★★ ノイタミナ枠その1。設定が60年代ってのもあるんだろうけど、時代を感じさせるキャラを、「エスカフローネ」「ロードス島戦記」の濃い絵柄が特長の結城信輝が描くってことで、なんかすっげーキラキラしてる。そういや「地球へ…」もこの人だったか。 というわけで、男はもちろん、今どきの娘さんにも受け入れられるのかしら…と思いつつ見始めたんだけど、丁寧な作りで実に面白かった。ホモというよりは耽美なイメージ。どこか24年組や宝塚を連想するような、伝統というか、育ちの良さを感じる。 監督がカッコいい方のナベシンってことで、音に対するこだわりは保証されてるし、それを見せつけるかのように気合いの入ったドラム演奏シーンに見惚れた。あと音楽担当の菅野よう子さん自らピアノ演奏してるんか。いわゆる萌えとかバトルの派手さはないけど、じっくり見ていきたい。 ■つり球 個人的期待度…★★★★ カッケーばあちゃん度…★★ ノイタミナ枠その2。釣りをテーマにした男子高校生4人の青春もの…というイメージで見始めたんだけど、全然そんなことなくてもっとカオスだった。 監督は「化猫」「空中ブランコ」「C」などでノイタミナ枠ではおなじみの中村健治。空中ブランコで見せたポップな色使いで描かれる江ノ島は、わたせせいぞうを彷彿させるコジャレっぷり。主人公の顔芸もおなじみやね。 にしても、コミュ障の主人公に、電波すぎる金髪、ぶっきらぼうなメガネに謎のインド人、唐突に始まる釣りに、地球を救うとか言い出すSF世界観と、とにかくムチャクチャ。ただこの人の作風ってキレイに納めるタイプではないというのはあるので、真面目に検証することすらズレてる行為のような気もする。 ■クイーンズブレイド リベリオン 個人的期待度…★★★ 抜きませんが度…★★★★★★ 異様な露出で有名なブックゲームのアニメ化、まさかというか予想通りの二期。時代的には前作の後のようだけど、とりあえずキャラは一新。 相変わらずの珍妙なアングルからのおっぱいやお尻だらけの画面構成。そもそもの書籍が複数のイラストレーターによる豊富なキャラが売りってこともあり女の子のタイプは色々だ。とりあえずの主役はアンネロッテって騎士で、ロリ博士からは男だと思われていたようだけど、どこから見ても完全に女だろ。 正直このクイーンズブレイドや魔乳秘剣帖、クェイサーシリーズは、ストーリーとか萌えよりもいかにバカバカしく裸を見せるかってことに興味があるので、また下らない方法で乳を放り出して笑わせて欲しい。 ■エウレカセブンAO 個人的期待度…★★★☆ クオリティは度…★★★★★★ エウレカセブンは当時、その全体に流れるオシャレ感に戸惑いつつ、凄いものが作られるオーラのようなものを感じていた。 実際にクオリティは素晴らしいと思ったけど、結果的に登場人物がいまひとつ好きになれず、のめり込めなかったんだよなー。宗教、思想がかった展開もいまひとつ理解できなかった。 でー今回の続編。まだはっきり分からないけど、どうやら後の時代？さすがに気合の入った作りで、作画は良好。 実際のところ好みは置いておいて、とりあえず見ておくべき作品なんだろなー。 ■シャイニング・ハーツ-幸せのパン- 個人的期待度…★★ ED赤面度…★★★★★★ アニメ系ハーレムファンタジーPRGアニメとして色々とシリーズ化してるシャイニングシリーズ。まーけっこうアニメとしてはストーリーが飛びすぎてたりホモENDになったりと微妙なのも多いんだけど。 でー今回はどんなんか…え？幸せのパン？どゆこと？ 世界観は相変わらずの剣と魔法のファンタジー。なぜか美少女がいっぱいのパン屋で働く草食系主人公。よく分からないけど世界に危機が迫っているようでこれから冒険の旅に出たりするんだろうけど、なんか普通だ。 ただ特筆すべきなのがEDで、なんつーか、こう、恥ずかしい。こーねこーねこーねこーね。 |