■グイン・サーガ 個人的期待度…★★☆ 石戸伴度…★★★ 故・栗本薫の大長編ファンタジーがアニメ化。学生時代に数冊は読んでイシュトヴァーンとナリスくらいは覚えてた。 BSでやってたのが地上波に流れてきたパターンで、アクションなどはめっぽう派手だけど、やはりベルセルクやクレイモアなどのハードなファンタジーの後だと多少物足りなさを感じる。そういう意味では古典の王道を勉強するような気分で見たほうがいいのかも。グインの声は思ってたよりスマートだった。 そもそも100冊を超える未完原作ということでアニメ版でも完結はしないんだろうなーと考えると、正直ちょっと見る気をそがれる。タイタニアも同じ理由で見たり見なかったりだったので、まー全話見るという気合は最初から抜いて、ほどほどの力で見ていこー。 ■けんぷファー 個人的期待度…★★★ アフレコ見学に行きたい度…★★★★★★ ほっちゃんにゆかりんに水樹奈々にまめぐまで出ているこのアニメのOPは誰がー？と思ったら栗林。なるほど。しかし声優的に一番のサプライズは野村＝ワカメちゃん＝道子か。 でまー内容的には唐突に女の子の体に変身してしまったりする主人公とその他多数の女の子たちを軸に、銃だの剣だの超能力で戦うバトル系学園ラブコメってことでよさそう。ただバトルとは言ってもノリは軽くていかにもラノベっぽい。 ガンダムや声優ネタやシモ系のギャグが細々出てきたりするあたりはメタっぽいけど、それはあくまでおまけで基本は王道ハーレム系ラブコメなのか。まだキャラは揃っていないけど、何でもかんでも勝手にシモ妄想に走るほっちゃん声は面白かった。 ほとんどのキャラが二重人格ってことで、そこらへんのドタバタが展開されそう。「影マモ」「ロザバン」あたりが楽しめる人なら。もちろん僕は美味しくいただきまーす。 ■にゃんこい！ 個人的期待度…★★★ 猫ってだけでポイントアップか度…★★★★☆ 山根まさひろってメカで有名な人が「ニャンコマスター」としてクレジットされているけどなんだこりゃ。 とりあえずタイトルからも分かるように猫がいっぱいの学園ラブコメ。猫地蔵の呪いにかかってしまった高校生が呪いを解くために猫の願いを100叶えるというフォーマット。巻き込まれ型お悩み解決主人公としては夏目と同じような境遇っぽいけど、こっちは基本ギャグで安心して見ていられる。 監督は「もえたん」「ハヤテのごとく」の人ってことでギャグとしてはハイテンションなものが展開されそう。なんか変な住職とか今後も活躍させる気満々だろ。まーそもそも猫がメインってだけで、物語として派手な展開がなくともそれなりにほのぼのしてしまうわなー。ただ、猫に干物食わせるのは塩分多すぎるんじゃないか。 ■とある科学の超電磁砲 個人的期待度…★★★★ こいういのでいいんだよこういうので度…★★★★☆ 「とある魔術の禁書目録」の外伝がアニメ化。人気キャラの御坂美琴が、当麻と出会う以前の話っぽい。作画は気合が入ってて女の子は総じて可愛いけどOPはまだおあずけ…と思ったら、ラストのあれがOPになるんかな？今期の電撃一押し作品っぽいので、クオリティは保ってくれそうだ。 とりあえず今回はヒロイン紹介という感じでこれといった捻りは無いものの、そのぶん分かりやすく気持ちいいアクションヒロインアニメになっていた。インデックスは理屈をこねすぎた結果あまりのめり込めなかったんだけど、これくらいストレートな方が御坂や黒子といったキャラが魅力あるだけに気楽に見れるな。 まー現地点でも多数出ている御坂エロ同人誌がますます増えるであろうというのは嬉しい限り。しかしトランクスってのは萌えポイントとして上策とはいまだに思えないんだけど…。 ■テガミバチ 個人的期待度…★★☆ はきなさい度…★★★★ ジャンプスクエアで連載中の漫画がアニメ化。何となく「ハーメルン」とか「Ｄグレイマン」あたりの中高生向けファンタジーかな?というイメージ。美麗な絵に重ための空気で女の子に人気ありそう。 なんつーか最近の女の子向けに多い「フルネーム呼び」がどうにも馴染めない。今回はプロローグという感じの内容だったのでこの先どうなるかは不明だけど、決して見ていて気持ちいい展開にはならなそうかなー。 ちなみに公式サイトのキャラ紹介を見てみると、主人公のラグは「左目には「精霊琥珀」の義眼が埋め込まれている。」いいねーその厨設定。でもってヒロインのニッチは「パンツをはくのが大嫌い？！」沸き立つ男子もいるかもしれんが、個人的にはマイナスです。履けよ！匂いを染み込ませろよ！ ■WHITE ALBUM 2 個人的期待度…★★★ イラつく楽しさ度…★★★★★★ エロゲ界でも屈指の最低男と呼ばれる主人公が、アイドルだのマネージャーだのその他色々だのとドロドロの愛憎劇を繰り広げるらしきシリーズの後半はーじまーるよー。 というわけで微妙な演出と、噂にたがわぬ優柔不断男の行動にイライラさせられた前作から半年。これからが本当の地獄だ…と言わんばかりにしょっぱなから父親の入院。その父親に対して理不尽にキレるという最低っぷりをあまんなく発揮する冬弥くん。さらにアイドル界の方もそれぞれボロボロ、エロマネージャーに流されるまま病院ファックしつつ由綺の代理だとか言ってる冬弥…等々、とにかく幸せそうな人が誰もいない。どうなってんだこいつら。 まーしかしこのドロドロっぷりこそがこのタイトルに求められているものであることは確かで、そういう意味では見事な仕事っぷりだ。さー今回も長くて言い訳がましいサブタイトルにイライラすっでー！ ■犬夜叉〜完結編〜 個人的期待度…★ わかりません度…★★★★★ 犬夜叉なんてメジャータイトルがこんな深夜に？今さら？ていうか完結してなかったんかい！というわけで前作は全く見ておらず原作も読まずの犬夜叉。まー一応チェックしておくかーと見てみたものの、全く話が分からん。 アニメの出来としてはいかにもゴールデンに放送している感じの手堅い作りなんだけど、あらすじも無しで駆け足にどんどんキャラを出されても厳しいわー。しかも今回だけで死んだり正体を明かされても…。 完結編ってことで大作のラストを見たいって気もするけど、全く分からない世界とキャラとストーリーを追いかけるのはさすがに辛い。んーまー不参加ってことで。 ■夢色パティシエール 個人的期待度…★★★ ケーキは作るわ男に囲まれるわ度…★★★★ 早朝に放送の、正統派少女アニメ。 ドジっ娘である主人公がなんだかんだでパティシエールになるべくお菓子学園に通うというテンプレ的な内容はいいんだけど、その学校で様々なイケメンに囲まれるというあたりは今風というかまもって！ロリポップというか。出来のいい妹に対するコンプレックスとかもあるようだけど、さすがにそこーはあまり掘り下げないか。 今後は妖精が出てきたりでお楽しみなんだけど、ただ実際のところは完璧なるキッズアニメなんで、2クールまでなら付き合えるけど、4クールはきついタイプかな。 ■アスラクライン2 個人的期待度…★★ すでに誰が誰やら度…★★★★ まーとにかくストーリーの進行が早くて飛びすぎで途中から何がなにやら、誰がだれやら分からなくなった前作からそのまま続く形での続編。というわけでほとんど白紙の状態で見ることに。いやこれは僕が悪い。 にしても今回の「銃や刀を頭に突きつけつつ、罰としての命令はプール掃除」てのもそうなんだけど、どうにも世界の運命的な派手なことを言いつつ、次の話では夏休みの合宿で和気あいあいしてるようなテンションの高低が相変わらず激しい。OPを見る限りではますますキャラが増えるようで不安なんだけど頑張ってついていくでー。 ■夏のあらし〜春夏冬中〜 個人的期待度…★★★☆ シャフト大丈夫か度…★★★★★ シャフト＆新房監督の布陣は相変わらずの「夏のあらし」二期。OPは作られてたけど、まー新房アニメの恒例として色々と変わっていったりするんかな？ 昭和を感じさせる選曲や小道具は相変わらずで、おっさんには嬉しい…とは言っても甲斐よしひろとかあそこらへんの文化が本気で懐かしいのは僕よりもさらにもうちょい上の世代だと思うんだけど。あーでも松田聖子とかも流れててあそこらへんはドンピシャか。 いきなりの水着回だったけど、いまどき珍しい肉感溢れるあらしさんのエロさは良かったね。ただ前作のような他作品パロの次回予告とかの仕組みは少な目か。 ■ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜 個人的期待度…★★ 大江戸線たまに使ってます度…★★★★ 「女性向け大江戸線駅擬人化プロジェクト」だそうでOVAならまだしも地上波でこれは…！！OPに合わせて続々とアップで映し出される電車のパーツや駅の構内という絵がまずシュールだ。 擬人化された駅だの雑学だのなんつーか突っ込んだら負けというような雰囲気の中、特に面白くもないストーリーが進行していく。どのキャラもまんべんなく台詞が回っていくのは見事というか不自然というか。 まーとにかく怪作と呼ぶに相応しい企画なので、話のタネに確認はしておいて良いと思う。全話見るのはさすがに大変そうだけど。 ■そらのおとしもの 個人的期待度…★★☆ 首輪はアリ度…★★★★ 空から降ってきた人外少女と一緒に暮らすことになって…といういわゆる押しかけ女房型ドタバタラブコメなんだけど「落ちモノ」というらしい。 基本的にはオタ向けのギャグアニメで、感覚としてはケメコデラックスのような感じか。イカロスの格好は首輪などが標準でエロいんだけど、むしろ人間側がデフォルメになっている絵が多くてそこらへんのノリは軽いな。 でーギャグとして笑えたかというと正直なところいまひとつ。てかこの手ので面白いのって相当に難しそうなんだけどどうなることやら。 ■聖剣の刀鍛冶 個人的期待度…★★★ マングローブなら作画は期待大度…★★★★☆ せいけんのブラックスミスと読む。読ませ方からしてラノベ感満載のファンタジー。女の子の顔つきなどは今風だけど、どこか上品な絵柄でギャグも抜きの真面目な雰囲気だ。 真っ直ぐでありながらも青臭いヒロインは悪くない。けど面白みはなくて、むしろ萌えるべきはルークなんだろうなー。まだキャラ紹介も終わっていない感じなので今後どういう方向に行くかは分からないけど、今のところ普通すぎる印象。 …と思ったら、製作がマングローブ？えー言われれば微妙な力加減の線とかも丁寧に描いてるけど、マングローブにしちゃ地味だな。 ■乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪ 個人的期待度…★★★☆ 俺も俺も度…★★★★★ 大金持ちで完全無欠なお嬢様の秘密とは、実はアニメ大好きなこと。その秘密を二人きりで共有したオタ主人公とラブラブになっていくのだーというドリーム満載で僕たちを楽しませてくれた春香たんが帰ってきた！「バカにしてんのか」て最初は思うだろうけど、なーにすぐに気持ちよくなるって。 でー今回はいきなりメイドさんだの妹だのを引き連れて温泉合宿へ。湯気も少なめだし周りは盛り上げてくれるし勘違いして女湯にはいってしまうしでほんとうにこまってしまう。いまさらいうことはなにもない。ぼくもこういうせかいでくらしたいです。くらしたいのです。 ■君に届け 個人的期待度…★★ いやだって実際ないだろー度…★★★★★ 珍しく原作を読んでいた。人気少女漫画がアニメ化…なのはいいんだけど、正直なとこ原作漫画はいまひとつでした。なーんかこう…あまりのありえなさにイラついちゃって…。 さてそれはそれとしてアニメの方。展開が早くて独白でどんどん進んじゃうけど、能登の声がぴったりハマってるのでこれはこれで。そもそも動きが多かったりする作品でもないのでずっとこんな調子なのかもなー。ここ一番の泣き顔とかはいい感じに描かれてたしそれはそれで。 つーわけでアニメとしての出来は悪くない。あとは好みでない原作のアニメをどれだけ見れるかという個人的問題だけか。ヤマトナデシコ七変化はメタギャグとして見れたんだけどなー。 ■真・恋姫†無双 個人的期待度…★★ 既に三国志でなくても度…★★★★ ニセ劉備をやっつけたかなんだかで終わった前作からの続き。いやこれってそんなに続けるようなネタだったの？ とにかく劉備以外は揃っている連中が、明確に誰かと戦うでもなく山賊狩りばっかやってるというブラウザ三国志みたいな展開。まーひたすらキャラに萌えればいいアニメだからこれでいいのか。にしても新シリーズ第一話だというのに特にこれといった盛り上がりもないのは見事と言うか。百合分とパンチラ分が増えたのは嬉しいことだけど、今後何をやるつもりなのか…と思ったら、ラストに本物の劉備登場でちょっと楽しみになった。EDはキャラが多すぎて誰が誰なのか全く分からんけど。 ■クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者 個人的期待度…★★☆ カトレアさん頑張れ度…★★★★ 馬鹿丸出しかと思いきや、思いのほか真面目にストーリーが展開してがっかりした前作からの続き。にしても今期は続きものばっかだな。 前シリーズで出てきたキャラを順に見せつつ、各キャラの背景の因縁や陰謀を改めて見せていく。ほんとコスチューム以外は真面目な作りだ。メローナがいきなり封じ込められて、まー普通だったらあっさり復活しそうなもんだけど、これだけキャラが多いとしばらく放置かも…。 作画は一話ってことでいい感じでした。胸や尻などにはしっかりボカシが入っていたけど、個人的にはそれはそれでかまいません。にしても雷姉さんは相変わらず暗いし親父も怪しいし巫女さんは重いし暗殺者もテンパってるしでどうにもパンチラを楽しんでる空気じゃないのが辛い。もうちょっとお気楽な内容でいいんだけどなー。 ■秘密結社 鷹の爪団 カウントダウン 個人的期待度…★★★☆ 既に風格が度…★★★★★ フラッシュアニメの雄、鷹の爪団の新作。 鷹の爪団の面々はブームもひと段落付いて、むしろ中堅な人気キャラとしてあちこちに出るようになっている。しかしその人気に手を抜く…というか力を入れることもなく、相変わらずの荒々しい作り。普段画面に映らない部分はあっさり切れてたり、縮尺で線の太さが変わるのも気に留めずといった開き直りが素晴らしい。 まー10分アニメってことで笑えたり笑えなかったりは回ごとによるだろうけど、基本姿勢が変わっていない以上は以前と同じような姿勢で楽しめそう。 ■ファイト一発！充電ちゃん！！ 個人的期待度…★★★ 尿はアリ度…★★★★☆ AT-Xで放送していたアニメが地上波進出。 設定から絵柄から、なんつーかどこか懐かしい感じのするオタク臭。さすがおしっこ漫画家として知られるぢたま（某）原作だけあってやたらと尿漏れが多いな。妙に暴力的な主人公や鬱病の気のある妹はいまひとつ魅力が感じられないけど、次回でライバルが出てくるらしいしもうちょっと様子見か。 ■ささめきこと 個人的期待度…★★★★ これは良いAIC度…★★★★☆ 百合ん百合んな女子高生たちのほろ苦青春劇。キャラは色々と出てくるようだけど、とりあえずの一話は主役二人にクローズアップしたエピソード。二人の友情や秘めた想い、距離感が丁寧に描かれていていい感じだった。 AICらしいすっきりとした、しかし味のある線で作画も安定。お気楽すぎず、しかし重すぎもせずといったラインを、倉田英之がどう見せてくれるかってことで今後も期待。 ■あにゃまる探偵 キルミンずぅ 個人的期待度…★★★ ターゲット不明度…★★★★ マクロスFのサテライト作の少女向けアニメ…と思いきや、夕方放送の後に深夜で再放送というソウルイーター方式。 ポップな感じの作画で、ストーリー的にも幼女が変身アイテムを見つけて…というオーソドックスな魔法少女っぽい作り。魔法少女ものは好きだし、作画も良くって幼女も普通に可愛いんだけど、なんでこれを深夜に再放送するかは謎だ。OPも使いまわしのダンス絵が多かったりタイ語らしい曲だったり、さらには半端な動物コーナーと色々と力が入ってるんだか入ってないんだか。 ■生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録 個人的期待度…★★☆ 男が美形じゃ同意できない度…★★★★☆ 典型的美少女生徒会に、メタ的に入り込んでハーレム化を狙う煩悩丸出しの主人公というのが笑いどころなんだろうけど、そういうのを狙うにしては美形すぎんか？ まーとにかくハルヒだのらきすただののパロディが入ってくるんだけど、なんかテンポが早くてどんどん流されていっちゃうな。てかただの人間に興味ないとか星を入れるとかは既に使い古されてしまってて笑えないなー。今のところは生徒会劇とアニパロがあまり組み合っていない印象だけど、基本会話劇でどこまで面白くできるかはちょっと気になるかな。あとはアニメ的な作画などを頑張ってくれれば…。 ■11eyes 個人的期待度…★★☆ 厨設定キタコレ度…★★★ エロゲ→コンシューマー→コミカライズ→アニメという流れらしい。姉の自殺、施設、眼帯といった感じの重苦しい空気。でー訳の分からないまま異世界（？）に連れ込まれるわ妙なモンスターに襲われるわでこいつらついてなさすぎんか。 そんな感じでありがちな中二SFっぽい重苦しい設定ながらもパンチラは多めでそこは嬉しい限り。しかし作画的にはいかにもエロゲ原作っぽくて突出したものは無かったなー。 ■DARKER THAN BLACK 流星の双子 個人的期待度…★★★★ 銀ちゃん復活祈願度…★★★★★ スタイリッシュながらハードな展開で良作だった前作を踏まえたうえで、舞台をロシアに移しての新シリーズ。世界観などは飛ばし気味だったけど、ボンズらしいスマートかつケレン味のある作画での契約者対決は相変わらず楽しい。 なにやら不穏丸出しの双子や、襲われたらトラウマ必至な虫使いのクラスメイトなど、どうにも先が不安で楽しみだ。前作は終盤分かりづらくなって細かいとこは理解できなかったんだけど、今回は頑張ろー。 ■“青い文学”シリーズ 人間失格 個人的期待度…★★★ 太宰＆デスノって言い方はどうなん？度…★★★★ 古典純文学をアニメにして見せるシリーズ。キャラ原案は小畑健ってことで、ちょっと前から流行ってる人気漫画家による表紙イラスト文庫からの流れか。小説の「人間失格」は昔に読んだけど、ダメダメ言ってるクセにモテる男の話ってこともあってあんま入り込めなかった記憶が。 そんな感じで企画モノかーと思っていたんだけど、いざ見てみたらアニメとしての出来は想像以上にしっかりしてた。さすがに展開が早い「あらすじ感」はあるものの、作画や演出はマッドハウスの地力を感じさせる。幼年期のトラウマに関しては今後出てくるんかな？ ただやっぱ展開を知っちゃってるので先のお楽しみ感が少ないのは残念。…と言いつつ、人間失格のクライマックスはアレがアレされるとこだろうから、そこらへんがどう描かれるかはちょっとワクテカ。今後は走れメロス、こころ、地獄変などが続くらしい。読んでないのもあるんでそこは楽しみになるかな。 ■しゅごキャラパーティー! 個人的期待度…★★★☆ ダイヤの声優も書いてあげて＞公式サイト度…★★★★ 長いことかけてようやく大団円を迎えたしゅごキャラが、スタイルを変えての続投。 実写パートにしゅごキャラたちによるフラッシュアニメパート、そして新作アニメパートと盛りだくさん。 まー実写パートは置いといて、フラッシュアニメはキャラありきではあるものの可愛くできていた。新作アニメパートも前作までの流れを汲んで、お姉さんっぽくなったあむたんに加えて下級生新キャラ新事件が展開されてきて楽しみな出来。んー正直言うと新作アニメだけでやってほしかったけどしゃーないか。 ■たまごっち！ 個人的期待度…★☆ 援交いくない度…★★★ ゴールデンのファミリー向けってことでいつもならスルーしてただろうけど、休日ということで見てみたら主役が釘宮でちょっと得した気分。 とは言いつつも、やはり「なんで今さらたまごっちー？」という意見は皆さんと同じ。ブームの頃は入手できなくてやってないし、以降も乗り損ねたのでたまごっち自体やったことないけど、子供向け玩具としてはちゃんと進化しつつキャラ展開していたようだ。 でまーアニメとしては正統派キッズアニメであくまでほのぼの。元々が育成ゲームってことで熱い展開もなさそうだし…というか、まめっちたちのやっているレース自体がどこかミニゲームっぽかった。 まーそれでもライバル的な存在などキャラは豊富で、ミルモのように化ける可能性がなくはない。ただ土日の朝とかにやってたら他の番組と合わせて見ることもあったかもしれないけど、さすがにこれ一本でちゃんと見るのは厳しいなー。 。 ■FAIRYTAIL 個人的期待度…★★☆ イベントの倍率高そう度…★★★★★ これまた休日だったんで…というか平野綾声のCMに引き寄せられる感じで見てみた。原作はワンピースにどことなく雰囲気が似ていると評判の人気漫画。 でー見てみたらこっちもマスコットキャラで釘宮が登場で相変わらずお忙しそうな。そういやオタリーマンのOVAにも出るとかで憎々し…あーいやよしたにさんとは昔からの知り合いなのでサインくらいはもらってきてくれますよねー。 アニメとしては王道少年漫画らしく分かりやすいストーリー。テンポもいい感じでスラスラ見れる。絵はアクが少なくなってるかな。しかしジャンプアニメもサンデーアニメもましてやワンピースもスルーしている身としては、何となくこれもスルーが自然なような感じがしててどーするか。 |